パリ、新型コロナが世界を変えた

夜間外出制限令中のパリでの暮らし

ひなあられを食べて祝おう

今週のお題「雛祭り」

 お題をいただいて、「ひなまつり」の思い出を思い巡らせた。子供の頃、毎年、雛人形の七段飾りを母が、畳の居間に飾ってくれた。

 

 子供のころの私は着物だとか日本的なものがとても好きで、ひなまつりもとても好きだった。桃の節句。女の子の節句。季節は春。絨毯の赤。桃のピンク。色も陽気でわくわくする。

 

 母が「ひなまつり過ぎたら雛人形片付けないと嫁に行き遅れる」と言って雛人形を急いで片付けていた。私は「せっかく部屋が華やかになったんだから、そんなに慌てて片付けなくてもいいじゃないの」と思っていた。

 

 ひなまつりだからと言って、特別なお祝いをした、特別なものを毎年食べていた記憶はない。忘れてしまってだけなのだとしたら、両親に、母に、とても申し訳ないのだが。5月5日の子供の日に柏餅を食べていたのは覚えている。ひなまつりの菱餅を未だに一度も食べたことがない。



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 今年は、外国に住んでいるのに、日本からひなあられを2つ、プレゼントでいただいた。日本のお菓子やあられ、大好きなのでとても嬉しい。ひなあられ、日本にいたとき、何回食べたことがあるだろうか?ほとんどないと思う、不思議なものだなあ、と思った。

 

 既に食べた方のひなあられ。ひなあられは甘いものだと思い込んでいたら、おかきそのもの、塩味だった。去年日本から送っていただいた、雛人形のポストカードの隣にひなあられたちを飾って楽しんでいる。

 

 実家では、私が10代後半になって以降、出し入れが面倒な立派な雛人形も飾られなくなったし、みんな忙しくなって、ひなまつりをを忘れていることが多くなった。大学生、社会人になり、ひなまつりの日は祭日でもなく、あ、ひなまつり過ぎていた、何もしなかったーということが例年になった。一方で、観光地などで、木造の歴史的建造物に古い雛人形が飾られ、古き良き日本のひなまつりを見る機会はあったりした。

 

 結婚式の日、指輪を置くリングピローを小さな雛人形の陶器を使って手作りした。3月2日の今日、押入れから見つけ出し、ひなあられと一緒に窓辺に置いた。日本から遠く離れた外国、フランスのパリにいるのに、窓辺に雛人形がたくさんいる。


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 今年はひなあられを食べよう。女の子の日。桃の節句。ピンクや赤の服を着て祝おう。私はこの日が好きだったのだ。

マレ地区の秘密の中庭 3つ

 2月28日日曜日快晴。昨日に引き続き、あまり知られていない場所を求めてパリ散策に出かけました。

 

 ちなみに今日のパリは、雲1つない青空。


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 そしてセーヌ川沿いはたくさんの人出。


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 お天気が良くて嬉しいことですが、新型コロナとは関係なく、人混み苦手です。今日みたいな日はビュット•ショーモン公園は避けます。と、いうことで多少は人混みが避けられそうな穴場へ。

 

 昨日は秘密の散歩道でしたが、今日はポンピドー・センターから遠くないマレ地区の秘密の中庭3つをご紹介。

 

1, Clos des Blancs Manteaux(クロ デ ブラン マント)

 パリ市が管理する小さな中庭。知る人ぞ知る場所です。周りの喧騒と違って、とても静かでした。

 


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 初めて行ったので私にとっても発見でした。

 

 ちなみに、ブラン マントとは「白いマント」のこと。13世紀に「マリアの仕え人」という托鉢修道会修道院がこの地にできて、修道者たちはその白い修道服から「ブラン マント(白いマント)」と呼ばれました。この近くに、ブラン マント教会もあります。


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 パリ市の説明板を読むと、中世の修道院の庭に着想を得ているーと書いています。

21 Rue des Blancs Manteaux, 75004 Paris

 

2, 国立公文書館(Archives Nationalesアーシーブ ナショナル、スービーズ館とも言う)の中庭

 


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 入口付近が工事中でしたが、門を入るとこの建物が見えます。

 


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 こちらでくつろぐのもいいのですが、建物に向かって奥まで歩き右手に進むと、緑が多い小さな庭があります。

 
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 残念ながら現在工事中の部分があってお庭が狭くなっていましたが、噴水の水音を聞きながらベンチでのんびりくつろぐことができました。都会の喧騒から離れて、という言葉がぴったりの場所。
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 それにしても、今日は天気が、いいですね。

 

60 Rue des Francs Bourgeois, 75003 Paris

 

 

3,アンネ•フランク公園

 現代アートで知られるポンピドーセンターのそば。入り口からは庭があると分かりづらく秘密の庭のような風情があります。マレ地区にはユダヤ人も多く住んでいることから、アンネ•フランクへのオマージュの公園です。


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 数日前にもサン・クルー公園にも咲いていた黄水仙が咲き、桜の花もほころび始めていました。


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14P Impasse Berthaud, 75003 Paris

 

 ちなみにマレ地区にはまだまだたくさん、秘密の中庭があります。でも、今日は、マレ地区でも人だかりを目撃し、その奥まで入って行く勇気がなく、マレ地区の端っこだけを巡りました。

秘密の散歩道 バスチーユ界隈


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 バスティーユ広場に面した隠れ家的小路Cour Damoye(クー・ダモイユ、ダモイユの中庭)を歩いた。石畳の左右に、ブティックや個人宅が並んでいる。


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【バスチーユ広場側の出入口】

 
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 散歩するだけでも、心弾む場所だ。コーヒー豆屋さん、ギャラリーなどがある。幅6メートル長さ124メートルの小路。

 

 隠れ家のような、小さな村のような場所。疲れた人たちが休んでいる。恋人や友達が道端に座って食べたり喋っている。

 


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【Daval(ダバル)通りの出入口】

 

https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Cour_Damoye

 上のウィキペディア(フランス語版)によると、Damoye氏によって1780年に建設された。


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 1999年に改修され、オープンした。


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 そこから、徒歩5分のCité de la Roquette (シテ・ド・ラ・ロケット)に行った。


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 ロケット通りを歩くと、Cité de la Roquette の標識が見え、奥は行き止まりになっている。


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  こちらの建物は、歴史建造物にも指定された木造のアトリエだが、閉まっていた。

Cité de la Roquetteの說明(フランス語)

https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Cit%C3%A9_de_la_Roquette


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スーパーの買い物が緊張するこの頃

 パリでも、どの区に在住かにも、またどのスーパーに行くかにもよると思うのですが、スーパーでの買い物が緊張するなあ、と思うこの頃です。

 

 昨日のスーパーでの話。まずはスーパーの中でも、切々と窮状を訴え、お金を恵んでくれーと言って回っている男性がいました。初老のフランス人女性はお金をあげていました。

 

 レジに並んでいたら、前の男性が「ニーハオ、ニーハオ」と話しかけてきて、「私は中国人ではありません」とフランス語で答えたのですが、その前の男性が私の支払った商品を持っていこうとして、レジの女性に止められました。レジの女性は私が買った物が全部あるか数を数えてくれていました。


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 このスーパーは、もともと、路上生活者の出入りが多いので、ちょっと安いからと言って安全を選んだ方がいいな、と思いました。

 

 このスーパーに限らず、スーパーの出入り口にはしばしば路上生活者が数人います。去年の3月よりも増えている気がします。特に以前よりも頻繁に女性の路上生活者を見かけるようになりました。

 

 それとは別に、2日前には路上で盗難に遭ったのか、二人を捕らえて、ポケットを探っている二人の男性がいました。私服警官なのかもしれません。

 

 マスクをしてたくさんの荷物を買って歩いていると、天気が良く人通りも増え、貴重品のバッグが気になって仕方がないこの頃です。マスクが注意力を低下させ、気分を下げている気もします。私は数日前パリでスリに遭ったばかりなので、さらに緊張している面もあると思います。


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 25日にカステックス首相らが今後の新型コロナウイルス対策について説明しました。10万人あたり250人以上の感染者数、感染者数の変異株感染率が50%以上、医療機関が逼迫し、感染率の上昇が加速している20県(イル=ド=フランス地域圏のすべての県、プロヴァンス=アルプ=コートダジュール地域圏の大半、オー=ド=フランス地域圏の大半、ローヌ県、ドローム県、モゼル県、ムルト=エ=モゼル県、ウール=エ=ロワール県)について、来週改めて感染状況の調査を行い、状況が悪化する場合は、3月6日の週末より新たな規制措置を行う、来週に発表があるとのこと。

 3月5日頃から小旅行を計画しようとしていましたが、いろんなことがはっきりしないので様子見です。

「薔薇の名前」が私を過去に連れて行った

 今日は超個人的な昔話を書くことにした。読んでも面白くないと思われる。たくさん小説や映画のタイトルが出てくるが、解説でもないし、オチもない。他人の思い出話に付き合う必要はないと思うので、忙しい人は読まないほうがいいと思う。

 

 ウンベルト・エーコを調べていて、「薔薇の名前」のタイトルを見て、19歳の初恋を思い出した。


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 初めて付き合った男性にまつわる記憶が鮮明に引き出された。ときに一つの事象が強引に、昔の記憶に引き戻す。

 

 その男性(元カレと呼ぶにはおこがましいほどの時が流れた)が「薔薇の名前」を大絶賛していた。「本を火事の中から救うシーンが凄いだろ」。本気で感動していた。その感動は伝わった。

 

 私は、正直、その男性がなぜそんなに、その小説や映画を大絶賛するのか、分からなかった。分からないながらも、その男性が好きと言った映画や音楽すべてに触れた。

 

 他にも、その男性は、スタンリー・キューブリック監督の映画「フルメタル・ジャケット」「時計じかけのオレンジ」について凄い、凄いと称賛しまくるので、私も見た。見たことは覚えているけれど、中身は、あまり思い出せない。

 

 私は、その男性のことが大好きだったが、同じように熱狂することはできなかった。人を理解する、共感することと、好きであることは同じじゃないんだな、と思い知らされたという意味で、私にとっては、「薔薇の名前」やキューブリック監督の映画は記憶に鮮明に残り続ける映画だ。

 

 その人が大絶賛していた本や映画や音楽を今でも、昨日のことのように思い出せる。

 

 その頃出会った本も印象に残っている。

 

 ジョルジュ・バタイユの「眼球譚

 ヘンリー・ミラーの「南北回帰線」

 フィリップ K ディックのSF小説

 

 これらは、前述の男性が読んでいた本ではなかった。先輩が読んでいる本を薦められもしないのに読んだ。何を読んでるの?じゃあ、私も読もう、という感じだ。

 

 でも、誰が読んでいる本に対しても、読むという動機を持てるわけではない。それまで純文学を中心に読んでいたので、読んで、凄く新鮮だ、という強烈な印象を残した。

 

 「眼球譚」は、エロチックな怪しげな本なのだが、前述の当時付き合っていた男性の本棚にイエールジ・コジンスキー著の「異端の鳥」(1982年)という本があって、薦められたので読み始めて、途中で挫折した記憶がある。2019年、映画化され、去年日本で公開されていたというから、驚きだ。小説は、凄まじい暴力や人権侵害の連続のイメージだった。

 

 

 大学の社会学の講義で、ハクスリーの「すばらしい新世界」というSF小説を読まされ、感想文を書かされる、そういう時代だった。その小説の内容は今でも鮮明に記憶に残っている。西暦2540年、管理され、選別された受精卵によって子供が誕生する世界。家族や結婚は否定され、子供は皆で育てている。

 

 映画にしろ、本にしろ、読む動機も含めて記憶され、印象に残る。映画や絵画、演劇、コンサートなどは誰と一緒に見たかも一緒に記憶されている。

 

 私は当時、キューブリックよりも、ソ連の映画監督、アンドレイ・タルコフスキー(1932年 - 1986年)が好きだった。あの静けさが好きだった。眠くなるところも含めて。

 

 深夜に半分寝ながら、タルコフスキー監督の「サクリファイス」「惑星ソラリス」「ストーカー」を数人で見たことを思い出した。まどろみながら、友達たちと一緒にいて、安心していた。


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 今では、テレビすら、家族揃って見ることも、少ないのではないだろうか。テレビが1人1台になった時代があった。それからしばらくして、日本人5人が喫茶店に集まって、全員が隣にいる人間に関心を寄せず、それぞれの携帯電話に熱中していることに驚いた。もう8年くらい前の話だ。

 

 私にはタルコフスキーの映画を数人で真剣に見ていた時間が愛しく思える。あの時代に戻りたいとは思えないが、私にとっては大事な時間だった。目を閉じればあのときの気持ちに戻れるのは、うれしいことだ。

 

 「ストーカー」(1979年)という映画。「ゾーン」と呼ばれる立ち入り禁止区域に作家と科学者を案内する男の話。それはチェルノブイリ原発事故の7年前に作られた映画だった。

 

 映画を見ていたら、暗闇の中で、誰かの手が私の手に重ねられた。「君は人類の救いだ」。あれは夢だったのだろうか。



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 ふと、タルコフスキー監督はソ連という政治体制だからあの映画を作れた(作った)んだろうか、とも考えた。

 

 今挙げたすべての映画や本を今、味わいたいとは思わない。すべての本や映画の内容は靄がかかったような遠い記憶の中にあるけれど、友達と一緒にいたあの時間はかけがえのないものだ。

 

 今どうしているか知らないけれど、皆、幸せだといいなあ。あの時間を持てたことを感謝している。

 


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薔薇の名前

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%96%94%E8%96%87%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D

大聖堂見応えあり 街歩きが楽しい ランス

 夜間外出禁止令中、さらにトイレ不足問題がある中で、自家用車なしに旅行する。どうなるだろう。

 

 案ずるより産むが易し。やってみると、これはこれで楽しめた。パリから約140キロメートル離れたランスにいて、やることがない、となるかも、と心配したが、全く逆で、まだすべて見終わっていない気がしながら帰路についた。そしてまた来たい、とも思った。歴史が好き、散歩が好きなので、楽しめた。

 

 現在、レストランとカフェ、美術館、博物館、劇場などが閉まっているフランス。大型店舗も閉まっているフランスである。旅の楽しみがかなり奪われている。

 

 ランスではシャンパンのカーブも閉まっていて、見学できなかった。観光案内所も2つ行ったが、閉まっていた。つまり、地図やガイドブック持ってた方がいいかも。


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【営業していない観光案内所】

 

 この時期に、ランスまで行こうと思うパリ在住者がいて、私のブログを読んでいる確率は低いかも、なのだが、ランス以外の街であってもフランスの中規模程度の都市は似た傾向かもなので、書いておく。

 

 一泊泊まるとトイレが確保でき、安心ということもあって一泊したが、トイレ問題は、火曜日から土曜日の間であれば、ランスについては大丈夫、だった。なぜなら、ランスでは、図書館のトイレが使えたからである。大聖堂に近いMédiathèque Jean FalalaとBibliothèque Carnegieの2つのお手洗いは火曜日に使えた。ただし、日曜日、月曜日は閉館です。

 

 所変われば、規制も変わる。

 パリでは、デパートはすべて閉まっているが、ランスでは、ギャラリーラファイエットが開いていた! 店舗面積が小さいのだろう。まだセール中で、7割引の商品もあった。

 

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【ギャラリーラファイエット外観】


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【ギャラリーラファイエットの内部】

 

 デパートが開いているというだけでうきうきしてしまった。

 

 パリの図書館は机や椅子を取り払い、貸し借りだけできるが、ランスでは優雅に図書室で本が読めた!ランスのメディアテックでは新聞も読めた! ル•モンドを読んで楽しみました。(パリの図書館では、もう半年以上新聞が置いてない)



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【ランスの図書館Bibliothèque Carnegieの図書室】


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【ランスの図書館Bibliothèque Carnegieの入口付近】

 

 意外に厳しかったのが食事。奮発して人生で初めてレストランでテイクアウトしようと思ったのだが、グーグルで調べたら営業していることになっていたクスクスのレストランは、探して行ってみたら閉まっていた。ガーン。

 

 やっぱり採算取れなければレストランのテイクアウトは店閉めちゃいますよね...。

 

 その後、まずい、もう午後5時過ぎてる、とちょっと焦った。夜間外出禁止令が18時からなので、何でもいいから早く買って食べよう、という気持ちになりました。

 

 お昼時は、パン屋さんのPAULやマクドナルドに長い行列。列で待つのが嫌いな私は、空いていた中華のお店で買って、中華をいただきました。

 

 パリに旅行に来ていたころ、しばしば中華のテイクアウトを利用していたことを懐かしく思い出した。たまには、これもありかあ。


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【中心部で買ったテイクアウトの中華。焼きそば3ユーロ、餃子やシュウマイはすべて0.8ユーロでした】

 

 ランスの過ごし方の提案。

 

 1,ノートルダム大聖堂を見る。じっくり見る。1日や2日では見終わらない。2300体の彫刻があるそう。お気に入りの彫刻に出合えるかもしれません。一日100体見ても23日かかります...。


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 大聖堂の外観だけでも、前から見たり、横から見たり、後ろから見たり。

 

 そして、この大聖堂のアイドル、微笑みの天使。
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【微笑みの天使】
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【微笑みの天使】

 私は自分だけのアイドルを探してみました。


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 上の写真の左の女性の彫刻も美しいと思います。
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 天使と言っても、上の方にいるのは、立派な方ばかりですね。
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 上の写真の左上にいるのは、なんだろう?


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 ファサードの彫刻。意味を分かろうとするときりがありません。

 

 2,街ぶら歩き

 面白い建物が結構や遺跡があります。そして說明板(フランス語)も充実しています。


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マルス門】


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マルス門】

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【現在は老人ホームの建物】

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【郵便局内部】


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【以前はシャンパンメーカーのカーブのファサードだった】


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【ドルエ・デルロン広場 Place Drouet-d’Erlon に置かれたスベの泉 Fountaine Subé】


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【ロワイヤル広場】

 

 ランスはシャンパンの本場だから、シャンパンに優雅なお菓子を合わせて楽しむ人が多いのでしょうか?店構えやショーウインドーもセンスの良いお菓子屋さんやチョコレート屋さんがぶらぶら歩いている私を誘惑してきました。ついつい買って美味しくいただいています。


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【FOSSIERのビスキュイ ド ランスはシャンパンに合わせるお菓子として有名です】
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ランスで買ったマカロンを食べたことを書いた私のブログ

https://clairefr.hatenablog.jp/entry/2021/02/24/035909

 

https://clairefr.hatenablog.jp/entry/2021/02/25/170341

 

 

 

 

 

 行きはフリックスバス、帰りはTGVにしましたが、往復TGVを使って、パリから日帰りもいいかもです。

 

 やっぱりTGVは素晴らしい。速い。値段は3倍だが、時間が、3分の1。久しぶりにTGVに乗って嬉しかったー。


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TGVの前に停まっていたTER】


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TGV車窓からの景色】

 

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TGV車窓からの景色】

 

 というわけでは私は夜間外出禁止令中の一泊旅行に満足しました。結論。雨さえ降らなければ、楽しめる! 外が寒すぎなければ楽しめる!


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【大聖堂の売店でまた、天使を買ってしまった】

 

ランスでステンドグラス鑑賞

 ランス(Reims)に行って帰って来ました。私が一番感動したのは、ランスのノートルダム大聖堂のステンドグラスです。

 

 フランス北東部の町ランス。シャンパンの産地シャンパーニュ地方の中心。パリから北東へ約140キロです。

 

 私はランスは、2回目でした。ノートルダム大聖堂などはユネスコ世界遺産に登録されています。

 

 今回初めて見たのが、ドイツのアーチスト、イミ•クネーベルさん(Imi Knoebel、1940-)のステンドグラス。2011年と2015年に設置されました。 


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 上の2枚の写真のステンドグラスが2015年にドイツから寄贈されたイミ•クネーベルさんのステンドグラスで、フランスとドイツの和解と平和の象徴なのだそうです。第一次世界大戦中の1914年から1918年までドイツ軍の空襲や砲撃を受けたことで、大聖堂は、彫像や約半数のステンドグラスが失われたので、そのことへの謝罪の意味もあるそうです。
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 合計3セット、イミ•クネーベルさんのステンドグラスがあり、シャガールのステンドグラスの両隣がイミ•クネーベルさんのステンドグラスでした。


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 色が鮮やかで一際目立っていました。


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シャガールのステンドグラス】


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 正面のステンドグラス。

 
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 ジャック・シモンは1640年から続くステンドグラス一族の10代目です。彼が1954年に制作したシャンパン製造過程を描いたステンドグラス(上の写真、下の2枚の写真はその拡大)がありました。こちらもきれいで、じっくり鑑賞しました。

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 上の写真の2段目真ん中にいるのが、シャンパンを発明したとされるベネディクト会のドン・ペリニヨン修道士(1638年 - 1715年)だそうです。

 

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 大聖堂は人もまばらでゆっくり鑑賞できました。じっくりステンドグラスを鑑賞して、心穏やかな時間を持つことができました。

 

 大聖堂の荘厳な建物という器に抱かれて見るステンドグラス。その感動や高揚感を言葉にするのが難しいものがあります。そして、ステンドグラスを通して刻々と変わる光の微妙なニュアンスは、写真や動画では伝わりません。


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 外の彫刻も凄かったのですが、それはまた別の機会に書きます。

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【ランスのノートルダム大聖堂

 

 また、今回初めて、フランク王国の国王クロヴィスに洗礼を授けた聖レミの遺体を安置する教会、Basilique St.Rémi de Reims(サン・レミ・バジリック教会)にも行きました。大聖堂から2キロメートルほど離れています。

 


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 中ほどに飾られている「王冠の形をしたろうそく吊り」は、聖レミの生きた年数を表す96本のろうそくが立てられるように出来ているのだそう。
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 こちらも重々しい建物ですね。
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 この教会にも、モダンなステンドグラスもありました。
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Imi Knoebelさんについて(英語)

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Imi_Knoebel