パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

デジタルデトックスの日 ブローニュの森

 2ヶ月間の外出制限令中、ネットやスマホ、テレビから離れたくても、現実的にできていなかった。やっと、今日、それができた。

 ブローニュの森に行った。6h30–9h30、16h–19hが勤務証明書の必要な時間帯なので、10時ごろバスに乗って出かけ、15時には帰ってきた。うん、この時間帯であれば、動こうと思えば動ける。バスは、往復とも空いていて、特に危険な感じもなかった。バスの中で長時間マスクをつけ続けているのは、だんだん暑くなった。

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 携帯電話も持っていくのを忘れた。忘れたということは、必要なかったのだ。ティッシュ、アルコールジェル、ウエットティッシュ、果物、お菓子、水は忘れてなくて、役立った。

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 今、森は、1年の中でも美しい季節。新緑の森を歩くのは、至福の時間だ。森も周辺の街も人通りも少なく掃除もされている。だが、自分の家の近くに帰ると歩くのが怖くなった。バス停から家までの30メートルの路上に、たくさんの人がいる。マスクなしには歩けない距離に人がいる。

 夕方少し眠ってしまい、毎日見ていた20時からのフランス2のニュース番組を見逃した。眠って見逃すのだから、私には必要なかったのだと思った。今、日記を書いている時間だけがデジタルに触れる時間になった。

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(ブローニュの森周辺のお花屋さんのバラ)

 日本でも39県が緊急事態宣言解除になったそうだ。良かった。明日は、宣言解除になってない場所で一人暮らしで頑張っている親戚に電話してみようか。