パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

疲れて来た 悪いストレス状態が持続しているのかも

 晴れ、夜は雷雨。

 今日は、6区のサンジェルマン・デ・プレに行き、レースが素敵な白のスカートと花柄のブラウスを買った。スポットセール中で50%オフだった。客は私以外に1人だけだった。一軒のお店しか行かなかった。以前だったら何軒か覗いただろうとは思う。でも、人と接してリスク増やすのも、マスク付け続けているのも辛い。今年のソルド(バーゲン)は7月15日開始と聞いている。でも、今年はソルドになっても人が混み合っている店には、入らないだろう。それに今夏物を買えば、ソルドを待つより今すぐ着れて長く着れるのが魅力だ。

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 サンジェルマン界隈のカフェのテラスの雰囲気はとてもいい。バス停留所にもアルコールジェルが設置されるようになった。注意する人も増えていて喜ばしいことだ。

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 それなのに、凄く疲れている。2ヶ月のコンフィヌモン(外出制限)からの疲れも溜まっているのかもしれない。

 公共交通機関でもお店でもマスク。歩くときも人とすれ違わないように工夫して歩くのが疲れる。ラッシュアワーには相変わらず公共交通機関に乗れないので、計画を立てないと出かけられない。それでも何らかの事情で16時までに公共交通機関で家の近くまで行けなかったら、歩くか、19時まで待たないといけない。

 路上にいて喋っているたくさんの人たち。カフェのテラス席で狭くなった歩道で向こうから歩いて来る人とすれ違う。1メートル間隔を開けて歩くのは至難の技だ。そういう中を歩くから疲れるのかなとも思う。本来はウオーキングはストレス解消に良いはずだが。


 テレビのニュースで、たくさんの人が抗議している映像が流れた。え、フランス語喋っている。例のアメリカの抗議集会じゃないんだ。

 2016年に黒人男性がアダマ・トラオレさん(当時24)が警察に拘束され死亡したことに対する抗議行動の映像だった。フランス各地であり、数万人が参加した、という。トラオレさんの死は、アメリカで警官に取り押さえられる際に死亡したジョージ・フロイドさんの事件に類似したものとして、フランスで再び注目されている。

 新型コロナウイルス対策で政府は大規模集会を禁じているのに。こんなことしてたら、クラスター起こるのでは? 抗議行動自体は理解できる面もあるが、2ヶ月の引きこもり生活が無駄になりそうで、暗澹たる気持ちになった。

 そして狭い家の中で、服などの整理をしているが、部屋が狭すぎて、あっちの角に足をぶつけ、こっちの角に手をぶつけ。最後は、ネズミ🐭を発見する始末。

 何とかしようと、メンタルヘルスのページを読んだ。『「嫌だ!困った!」と否定的に捉え、暗い気持ちになると悪いストレスになっていきます。この悪いストレス状態が持続すると脳に悪い影響を与え、メンタルヘルスに悪影響をきたします』。


https://www.counselor.or.jp/covid19/covid19column3/tabid/508/Default.aspx

 そうだなあ。嫌だ、困った、と考えるまい。アメリカもフランスも言論の自由があるってことだ。人もネズミも、みんな生きている。エネルギーに溢れてる。メロンも自分で作った今夜の夕食もヨーグルトもすべて美味しかった。