パリ徒然草

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抗体検査 パリでも受ける人は多いよう

 6月18日、新型コロナウイルスの抗体検査をした。

 実を言うと、私は1月初めから約1ヶ月間それらしき症状があった。38度以上の発熱、咳、胸の痛み、味覚障害。。。それらがずっと続いたわけではないが、特に咳がなかなか完治せず苦しくて医者にも行った。当時はまだ新型コロナウイルスが騒がれていなかったので、普通に、病院に行き、待合室で他の患者数人と一緒だったりした。(今考えてみれば、当時接触してしまった方、申し訳ないです)。

 診断書を持って、ラボに行った。こちらの健康保険証を見せた。検査は健康保険で賄われ無料だった。(いつまでなら無料という決まりがあったと思うので、フランス在住の方で興味がある方は調べてみてほしい)

 私は検査に積極的なタイプではない。PCR検査について検査しすぎると、医療崩壊が起こるのでは、とか、検査する場所で感染が広がる恐れがある、と今までも書いてきた。思い当たる症状がなければ、検査していないとは思う。

 私以外に1人だけ検査希望者がいる状態だったのでラボに入ったのだが、だんだん人が、増えて、狭い待合室に3人待つ状態になり、外で待つ人も2人出てきた。中には外国のパスポート持っている女性と、大きなリュック2つを抱えて入ってきた若い男性がいた。

 受け付けの女性が「私1人しかいないしCOVID19の検査希望者多いのでちょっと時間かかるわよ」と待っている人に言い出すくらいになった。それでも、マスクをする、真ん中の椅子には座らないなどのソーシャルディスタンスの情報が浸透している今だから、静かに待つことができた。

 自分の番になって、看護婦さんの指示に従い、腕を出し、血液を採取された。結果を受け取るための小さな紙をもらって終了。採取されていた時間は、10数秒。検査受け付けを含めすべての時間を合わせても15分くらいで終了した。

 結果は今度の火曜日以降と聞いている。