パリ徒然草

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7月14日の花火見物近くは禁止に 

 今年もフランス革命記念日のカトルジュ•ジュイエ(7月14日)に、来週の火曜日に、エッフェル塔の周りで花火が打ち上げられる。

 だが、花火は、花火が見える屋上やセーヌ河クルージングを陣取れる人以外は、テレビかネットで見てください、ということになった。新型コロナウイルスのため周辺での花火鑑賞は禁止になった。シャン・ド・マルス公園もトロカデロもセーヌ河の花火が見える橋も閉められて警察が取り締まることになるだろう。


 ここ数年、私はカトルジュジュイエにパリにいるのは久しぶりだ。私は、しばしば南仏にいて、13日にジュアンレパン、14日にアンティーブで革命記念日を祝う花火を見るなどひと夏で2つの花火を見ることもあった。でも、そういうとき、パリの花火をテレビやネットで見たりはしていなかった。花火というものをテレビやネットで見るという感覚が分からない。時代遅れなのだろうか。

 花火とは、その場で見るか、その機会がなかったら、その年は、見ないものだった。

 花火を近くで見すぎて顔に灰が落ちてきたり、隣の父子が花火の間中大声で騒いでうるさかったり、散々待ったのに大柄な人が前に来て花火があまり見えなかったり、花火の色形は全く覚えていないのに、花火以外のどうでもいいような細部の個人的体験を楽しかった気持ちやあのときの感動とともに思い出す。待っている間のワクワクした気持ちも大事なイベントの時間なのだ。それは、テレビ画面やネットの向こうの世界では感じることができない。

 まあ、今年は、仕方ないか。

 ワクワクは自分で自分にあげよう。

 今日は気温30度を超え暑かった。
 サン•ルイ島にあるアイスクリーム屋さん、ベルティヨンのグレープフルーツアイスが美味しかった。


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 Carl Marlettiのパッションフルーツとココナッツのケーキとエクレアを買った。これも美味しかった。

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美味しいものと食べる前のワクワクをありがとう。