パリ徒然草

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セーヌ川とサンキュキュファの池でデトックス

 パリ市内から地下鉄とバスで約一時間。リュエイユ•マルメゾン (Rueil-Malmaison)のセーヌ川の向こうで日が沈もうとしていた。


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 日の光のおかげで、辺りは金色の世界。水辺のそばというのは、清々しい気持ちにしてくれる。


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 この場所にいる幸せを感じながら、平和を祈りたくなった。


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 セーヌ川へはラ•デファンスから出ている258番バスの発着点のラ•ジョンシェール(la Jonchere)から、歩道橋(下の写真)を渡って行った。橋の下は高速道路が走っている。



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 マルメゾンの森(別名サンキュキュファの森)も歩いた。


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 マルメゾンの森にはサンキュキュファの池があって、その池のすぐそばに駐車場もあった。池の周りは10分程度で、一周してしまう大きさだが、この駐車場に駐車すれば、小さなお子さま連れでも歩いたりしやすい場所だと思う。


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 池にはたくさんの鳥もいて、癒やされる。


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 パリから1時間程度でこういう静かな場所に行くことができる。犬の散歩やジョギング、山歩きの人にときどきすれ違うくらいで森の中にほとんど人はいない。贅沢だなあ。


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 一方で森の中を歩くのは勾配のある、ぬかるみの道だった。雨の後だったので、登山靴でなければ、滑ってしまうような箇所もあった。


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 森の中に、準備体操を勧める看板があって、楽しい。


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 ナポレオン1世最初の妻、ジョゼフィーヌのお城として有名なマルメゾン城は新型コロナウイルスの影響で閉まっていた。上の写真は門の鉄格子の間から撮影した。

 

 ちなみにフランスのマクロン大統領も新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定され、ベルサイユの庭園の一角にある狩猟用別邸ラ•ランテーヌLa Lanterneで自主隔離中だ。マルメゾン城からだと約15キロメートルの距離にある。回復を祈ろう。

 

 今日からクリスマスのヴァカンスということで、France2のニュースによると車や列車で出発した人たちも多かったようだ。日没まで待たず帰途についたので、私は大きな渋滞に遭わず、午後5時には家に着いた。

 

マクロン大統領が自主隔離しているラ•ランテーヌについての記事(フランス語)

https://immobilier.lefigaro.fr/article/six-choses-a-savoir-sur-la-lanterne-pavillon-des-plaisirs-presidentiels_f6300a6e-315f-11e7-85ee-3d8b9af4ab90/