パリ徒然草

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ブローニュの森散策

 寒い。気温は昼間でも摂氏温度2度。曇っているので寒く感じる。

 

 そんな中、ブローニュの森ヘ行った。


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 湖の周りにはランニングやウォーキングの人たちがいるが、森に入ると誰もいない。葉も落ちて木の枝しか残っていない冬の森。あるのは静寂。マスクが外せる。深呼吸する。ああ、思いっきり空気が吸える、贅沢だと思う。


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 自然に感謝する。パリ市内から30分程度でこういう場所があることに感謝する。


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 ベンチも全部空いてる。選び放題。持って行ったサンドイッチを食べた。動かないでいるとだんだん寒くなった。午後2時、寒すぎる。もう、帰ろう。

 

 ブローニュの森には湖があって、その湖の中央に島がある。対岸の島(下の写真)はボートでしか渡れなくて、本来は、湖に浮かんだボートが人を渡している。島には一つ星レストランがあり、通常の休日なら、賑わっていた。今日は新型コロナでレストランが営業できないせいだろう、ボートも動いていない。だから対岸の島には人は全くいない。動物たちの楽園と化している。


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 Le Chalet Des Iles(ル・シャレ・デ・ズィル)「島の別荘」という名前のレストラン。ボートの料金は、レストランの利用客は無料、島に行くだけの人は運賃(2ユーロ)のようだ。

 

 レストランの説明を見たら、暖炉の写真もあって、寒い冬だからこそ、暖が取れるありがたい場所だったんだろうに、と思った。

 

 私は初夏にお茶とデザートをいただいたことがあって、雰囲気の良い素敵な場所だった。


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【このレストランの説明】

 

 近くにあった歴史に関するパリ市の説明板(フランス語)を読んだら、この別荘はスイスから移築したもので、19世紀後半、劇場やコンサートホールを併設していたらしい。

 

 夕食は鴨のオレンジソースとジャガイモのピューレを作った。美味しい物が、体を温めてくれる。


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 オレンジソースはちょうど白ワインが冷蔵庫に残っていたのでクラシルのレシピにした。ソースを作りながら味を見て、レシピにはない砂糖を加えた。蜂蜜でもよかったかも。すべて手軽な材料の割には美味しいソースだった。

 "鴨のロースト オレンジソース添え 作り方・レシピ | クラシル" https://www.kurashiru.com/recipes/da7e7b41-9b59-4c36-91ea-97310cb5c4b7