1月6日エピファニー(公現祭)。エピファニーはカトリックの記念日で東方の三博士がキリストを拝むためにやってきたことを記念する日。三博士の目の前に、キリスト教が出現した日なのだそう。
エピファニーにガレット・デ・ロワというアーモンドクリームの入ったパイを食べる。パイの中にはfève(フェーヴ、豆の意味)と呼ばれる陶製の小さな物が、隠されていて、切り分けて食べたとき、フェーヴが当たった人が王(王女)になり、幸せになれるのだそう。紙製の冠をガレット・デ・ロワにつけて売っていて、当たった人が被る。
今年は、セバスチャン・モーヴュー(Sebastien Mauvieux)という18区のパン屋さんのガレット・デ・ロワを買った。下のサイトによると、2020年のパリのコンクールのガレット・デ・ロワ部門で1位に輝いたお店だ。2人用のガレット・デ・ロワがあり、8.9ユーロとお手頃価格だった。
ガレット・デ・ロワにはシードルを合わせた。2人で切り分けても、確率50%でフェーヴが当たる。本来は最年少の人が机の下に潜って誰がどの一切れかを言う。私は体が大きすぎて机の下に収まらないので、目をつぶって選んだ。私にフェーヴが当たって冠を被った。夫に冠を被らせたかったなあ…。
【左の一切れからフェーヴがはみ出している】
このパン屋さんのあるマルティール通りは9区と18区を結び、200のショップやレストランが並ぶ通りでグルメ通りとしても知られている。寒いので、いろんな店は見ず、パン屋さん周辺の写真だけ撮った。まだクリスマスツリーも飾ってあった。
【お茶のお店の日本的な陶器や招き猫】
"エピファニー(公現祭)とはどんな意味?" https://furansu-go.com/epiphanie-and-galette-des-rois/
"La meilleure galette aux amandes de Paris est... | Vivre Paris" https://vivreparis.fr/la-meilleure-galette-aux-amandes-de-paris-est/