パリ徒然草

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夫が牛肉のブルゴーニュ風煮込みを作ってくれた。私は気楽に料理しよう

 
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 牛肉のブルゴーニュ風煮込み。夫が作ってくれました。パチパチパチ。夫は1ヶ月に1回か、2回食事を作ってくれます。私のリクエストにこたえ時間のかかる料理を作ってくれました。ありがたいことです。

 

 ブルゴーニュ地方に旅行に行ったとき、私は4食続けて、この牛肉料理を食べ続けました。ははは。大好物です。

 

 食べ続けると比べてしまいます。ディジョンリベラシオン広場に面した、高級感あふれるレストランでも食べたけど、雨宿りに入ったディジョン駅近くの全国チェーンの庶民的ホテルのレストランの中で食べたランチの牛肉のブルゴーニュ煮込みが美味しかったのを良く覚えています。

 

 パリでは、もう何年も前の話ですが、16区のミュエットにあるラ ガール(La gare, 19 Chaussée de la Muette 75016 Paris)というレストランでいただいた牛肉のブルゴーニュ煮込みも、量もたくさんで記憶に残っています。

 

 ホテル、レストラン業界頑張ってほしいです。早く持ち帰りだけでなく再開してほしいです。祈るような気持ちで、ブルゴーニュ旅行を思い出しながら、牛肉のブルゴーニュ煮込みをいただきました。おごちそうさまでした。

 

 レシピはこれ。

"Boeuf bourguignon express : Recette de Boeuf bourguignon express - Marmiton" https://www.marmiton.org/recettes/recette_boeuf-bourguignon-express_25026.aspx

 

 こちらの日本語のレシピがかなり近いです。

"ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮 | 津久井レイ子さんのレシピ【オレンジページnet】プロに教わる簡単おいしい献立レシピ" https://www.orangepage.net/recipes/detail_112965

 

 フランスでは新型コロナの影響で、10月30日からレストランは持ち帰り以外は約3ヶ月近く閉まっています。すぐに再開する予定もありません。だから、私は基本的にずっと家で作り続けています。

 

 私が決めたのは手抜きしていい、シンプルでいい。無理しない。

 

 最近作ったのはカツ丼、ズッキーニのキッシュ、なすとひき肉のカレー、カボチャのグラタン、ファルファッレ(Farfalle)というパスタと前の日の残り野菜のグラタン、それからルーを使わないクリームシチュー、rouget barbet(ルジェ バルべ、ヒメジ)という魚の鍋など。


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 ちなみに、このカツ丼、自分だけのために作ったのですが、分量も測らず適当に作ってやたらカツ丼が美味しくできました。嬉しい。ひとりだけの楽しみです。ふふふ。1人分作るとき、1人で食べるとき、一緒に食べてくれる人がいるって作る張り合いがある、感謝しなきゃなのかも、と思いました。


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 こちらはキッシュ。市販のシートを使うので簡単です。

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 右が、肝心のカボチャのグラタン。左は、ジェノベーゼソースのパスタにマッシュルームとベーコンを炒めた物を載せています。カボチャのグラタンは、カボチャが西洋カボチャで水分が多いのでフランス語のレシピで作りました。鍋にかけて水分を飛ばす作業がありました。


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 rouget barbetの鍋、ぶつ切りでトライしたのですが(鍋だけどフライパンで作りました)、美味しかったのですが魚の骨が結構あったので、敢えて1回のブログにするのは辞めました。
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 それでも、締めのおじやが美味しかったです。うーん、日本に帰ったような味がするー。これも夫のためというよりは自分のためですね。


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 こちらはナスとひき肉のカレー。カレーは国籍問わず、みんなに人気です。


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 ラクレットをした翌日、残った野菜も入れて作ったグラタン。本当はマカロニグラタンにしたかったのですが、ショートパスタがこれしか家になかったので、蝶々形のパスタを入れました。テキトーですが、普通に美味しかったです。

 

 グラタンやシチューはフランスの乳製品が美味しいので、美味しい。それに寒い冬にぴったり。最近では、いくらでもレシピをネット検索でき、材料や作り方のシンプルなもので作ることができるのもありがたいです。

 

 そして乳製品と言えば、食卓を彩るチーズです。チーズがあれば一品になります。寒い冬、ちょっと熱くして、溶かして食べるのもいいんですよ。


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 ラクレット用機械でトロ~リ、とろけさせました。レンジで溶かしてもいいと思います。下は生ハムです。フランスのレストランではサラダに載って良く提供されます。


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 溶かした2種類のチーズはこれです。CROTTIN MOELLEUX(クロタン モエルー)とCROTTIN DE CHAVIGNOL(クロタン ド シャビニョル)です。冷たいままでも美味しいです。どちらも山羊のチーズです。


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 チーズ好きの方、自慢に感じたら、ごめんなさい。チーズだけは、日本ではなかなか手に入らなかった記憶。日本でも手に入るよう少しでも変わっているといいのですが。

 

 日本から早くフランスに旅行に来てチーズを存分に食べることのできる日々が訪れますように。

 

 私もできるだけ気楽に、肩の力を抜いて、自分が喜ぶためにやっていると思いながら、作り続けます。