パリ徒然草

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10キロに閉じ込められ癒やされる日々 ひろゆき氏は帰国してYou Tube配信

 最近、銃撃事件を耳にするパリ。

12日に、パリ16区の病院前で銃撃事件。

13日に、セーヌ・サン・ドニ県パンタン市(パリ19区と接する市)における銃撃事件。

 

 これらの事件に接し、私の場合、フランスは、こわ~い、とならず、なぜか、日本での昔のことを思い出して頭と胸が痛く重くなってしまった。

 

 日本でも、銃撃事件って、結構、ありましたよね。

 

 すみません。最近、こういうことばかり書いてますよね。日本でのネガティブなことを思い出したいわけじゃないんだけど、最近、やたらと日本の昔の、怖かった記憶、嫌だった記憶とコネクトしてしまう。

 

 で、そういうパリで、何をしているのか、と言うと、普通に公園に出かけたりしている。春のフランスは本当に美しい。


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 公園の人出もそこそこ多い。今日はギターを弾いている人がいた。上手な演奏が広々とした芝生の公園に響き渡っている。


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 春の自然が癒してくれる。ありがとう。


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 それから、なぜだか、1週間くらい前から、パリ在住のひろゆきさん(西村博之氏、2ちゃんねる開設者)のYou Tube最新の動画を中心に聞くようになった。在住者しか知らないだろうと思われるスーパーMONOPRIXのクーポンの話も出てきたりして、ついつい癖になってだらだらと聞いた。

 

 持ち物が少ない方のようで、2015年から1年ごとにパリのいろんな地区に引っ越し、地区ごとに違うのが面白い、電車で引っ越しする、と話されていて、カッコいいなあ、それ、やってみたいと思うようになった。

 

 真似して、引っ越そうかと思い(去年の春の厳し過ぎるロックダウンの後遺症で引っ越したくなったというのも、あると思う)、パリ市内の物件を賃貸と購入の両方でネットで見てみた。うわっ、高い。そして、狭い物件が多い。

 

 ひろゆきさんは、お金のない人ほど、家に物が多いと言っていて、本当にそうだなあ、と物で溢れる我が家を見渡す。かと言って、断捨離しようと、ブックオフに本を売ったわけだが、その後、ある日本語の本を読み返したくなって、家の中を探しても探しても、見つからず、ブックオフまで探しに行ったが、見つからなかった。苦笑。

 

 私がYou Tubeを見始めた数日の間に、配信している、ひろゆきさんの部屋は、洋風の部屋から和風の部屋に変わった。フランスから日本にご帰国され、自主隔離中と言いながら、日本から、YouTube配信するようになったのだ。フランスはロックダウン中とは言え、理由があれば、帰国できるんだなあ。

 

 レストランが閉まり続けているフランスと違って、日本だとレストランで美味しいものをたくさん食べられる。ホリエモンさんと仲直りして肉食べてたら、嬉しいなあ。

 

 私自身は、今は、パリにいるよう運命付けられた時期なのだ、と思っている。パリに、いる時間もまた、貴重なものだ。この時間も永遠ではない。

 

 日本から遠く離れているからこそ、少しずつ日本での心の傷が癒えて行く気がする。10キロメートル以内の森や庭に出かけよう。

 

 「ブローニュ(の森)、ヴァンセンヌ(の森)、ブローニュ、ヴァンセンヌの繰り返しだね。10キロメートル超えたサン・クルーかソー公園に行こうか?コントロールいないだろう」と夫が言った。

 

 えー! 私は落ち着かないから10キロメートル圏外には、行けない。行かない。(確かに警察は見ても、最近はコントロールしているのは見たことはないが)。罰金270ユーロ(1人135ユーロ×2)払うのが怖くないくらい、気持ちとお金に余裕のある人になりたいものだ。


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