パリ徒然草

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マルセイユ散歩② パニエ地区

今週のお題「好きな街」

 マルセイユに来たら、足が向いてしまう。パニエ地区。

 もともと漁師が住んでいたと聞いた。下町情緒が漂っている。

 私は、港町が好きで、漁師が住んでいそうな庶民的街が好きなのだと思う。

 パニエ地区はストリート・アートを見ながら、歩ける場所でもある。パリでも、歩いていれば時々ストリート•アートを見かけるけれど、南仏らしいカラフルな壁や窓枠の色と明るい陽光と相まって、パリとは違った雰囲気がある。

 ストリート•アート目当てに写真を撮る観光客も多く、カフェ、レストラン、バーなども多い。


 パニエ地区の中心に、ピエール•ピュジェ (Pierre Puget ,1620 - 1694)によって、設計された旧慈善院( la Vieille Charité) がある。イタリア・バロック建築の代表作。

 貧しい人々を収容する慈善院としての建設を国王から依頼された。1671年、建設が始まり、1749年に完成した。現在は、この建物の中に科学と文化をテーマとする様々な専門分野を取り扱うセンター、地中海考古学博物館などが入っている。

 ストリート•アートと対象的な静謐な空間。有名な場所ではないけれど、落ち着く場所。

la Vieille Charitéでビデオも撮影
https://youtube.com/shorts/dv1kr5NFu9w?feature=share

ピエール•ピュジェ パリとマルセイユ
http://franceartsanpo.blog.fc2.com/blog-entry-9.html