パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

ソルドで達成感

 ソルドが今週の水曜日から始まっている。かなりの戦利品がある。

 モノプリで夫の靴下を12足も買ってしまった。3足パックが5ユーロ以下になっていた。4パック買った。正確に言うと65%引きをさらに10%オフとかそんな感じの商品もあった。安すぎる値段だった。

 もっと高価な製品を夫に買ってあげたいなあ、と、私がときどき行くaubadeというブティックで夫用のトランクスも買った。今週末は3点以上買うと割引価格からさらに10%引きなのである。


【ある日のaubadeのショーウインドー】

 金髪の美しくテキパキした店員さんの接客がとても嬉しくて夫用より、自分用にはるかに高価な物を買ってしまった。そのデザインの美しさ、レースの美しさに感動する。合計320ユーロ以上のお買い上げ...笑


 それにしても、男性用と女性用の下着の価格差よ。夫のトランクスは割引後1枚20ユーロ程度で買えたが、私のパンティのお値段は定価75ユーロ、割引後に約50ユーロだった。布面積は小さいのに。男女差別である。
 

 Aubadeではカップルで下着をコーディネートして着るように、トランクスと同じ色やモチーフの女性用下着を勧められた。

 確かにフランスの街中でカップルでコーディネートしたんだろうな、という着こなしをときどき見かける。下着まで、カップルでコーディネートするのがフランス流なのか?


【夫のトランクスや靴下。私用に買った商品は秘密】


 一方で、洋服については、私は最近、プチプラもいいと思うようになった。高校生の頃が1番高い服を買っていた。コム・デ・ギャルソンとか買ってたなあ。黒、グレー、ベージュの服が多かった。

 最近、10ユーロのスカート、18ユーロのワンピースで全然いいと思うようになった。赤や黄色、オレンジ、緑、紫など日本にいては着たか分からない色、人生で初めて着る色を着て楽しんでいる。

 今年は暑い夏になりそうなので麻素材のトップスも色違いで買ってしまう。ニ枚の下の写真のトップスは昨年、一昨年のソルドで3−5割引価格で買ったが、100%麻素材なので着ていて心地が良い。今年はまた違った色を狙っている。

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【トップスKOOKAI約30ユーロ、スカート中古品6ユーロ、スニーカーAdidas60ユーロ】




【トップスsudexpresse約35ユーロ、スカートNAFNAF約30ユーロ】(例えば、このトップスは首元が開きすぎているので日本では着ることができない)



 前回帰国したとき、バスの中から女性の服装を見た。何人までパンツスタイルかをチェックした。10人超えてもパンツスタイルが続いた。日本は、スカートを履いている女性が減っていた。

 郷に居れば郷に従えー。日本に帰国したら、日本的な地味で露出の少ない服を私も着るだろう。(日本用の服セットを準備するだろう。ますます帰国が面倒だなあ)

 日本にいるときは両親からミニ・スカートを履くのが禁止と言われて、なかなか着れなかったが、夫に言わせると私の言うミニ・スカートはフランスではミディアム丈で、フランスでは普通に着るとのこと。


【トップスpromod10ユーロ、スカートNAFNAF10ユーロ、バッグCamaieu13ユーロ、スニーカーAdidas約50ユーロ】

 フランスでは夏はスカートやワンピース姿の女性が多い。男性ですら、ピンクのTシャツを着ていたり、色鮮やかなショールを巻いていたり。民族衣装の異国の人も多い。華やかなフランスの服。楽しくなる。


【ワンピースNAFNAF約15ユーロ、カーディガンsudexpresse約40ユーロ、スニーカーAdidas約50ユーロ】

 人からどう見られるかではなく、自分が嬉しくなる物、好きな物を買おう。そして、買ったからには使おう。自分なりにお洒落しよう。


【ワンピースNAFNAF約23ユーロ、靴promod10ユーロ】 

 今回は私服や持ち物を写真で紹介。日本の雑誌のフランスのマダムのイメージとは程遠いが、私が買っているのは普通にフランスの庶民が買っているお店である。書いた値段は、割引後の私が買った価格。写真の服は去年のソルドで買った物も含まれている。