衛生パスポートなしで、8月以降もデパートを含む大型商業施設には行けることに落ち着きそうな法案採択の流れである。ふう。。。良かったー。まだ、はっきりしないが、そうなるよう祈っておこう。
1週間のデパート•マラソン中だった私はボン・マルシェデパートへ。
相変わらず、夢の空間。この場所に、今は日本に帰国した日本人の友達や日本の家族と来たことを思い出していました。
みんなテンション高かったー。良いものが見せ方も素晴らしく置いてあるのです。
友達はJACQUES HERBIN ジャック・エルバンの万年筆やインクを買ってしまいました。エルバンは1670年に設立したインクの老舗ブランドです。
ボン・マルシェは現在、太陽光線(Rayon de soleil)がテーマなようで、黄色い太陽のオブジェがウインドーにもたくさんありました。
うきうきしちゃいます。太陽と海水浴のイメージ。早く海に行きたいなあ。最近、ノルマンディーの海に行った友達たちがたくさん人がいたと話していました。
お洒落な空間ですね。カッコいい。商品も良く見えてしまいます。
買わないつもりが、太陽光線のような色のうきうきできる商品と、南仏マントンの香りを買ってしまいました。
【マントンのメーカーEau de menton。オード・トワレが50㍉15ユーロ程度からと庶民派でも買えるお値段】
デパート行けなくなるかも!ーと心配したことは、デパートを訪れるよい機会になりました。こんなに素敵な空間。日頃からもっと、来るべきだった、と反省しました。
衛生パスポート適用範囲拡大に関する法案について、自分の生活に関係がある部分を中心に、私なりにフランス語の情報を読んで自分の理解したことをここに日本語でまとめておきます。日本であっているオリンピックよりも、遥かに興味深く数時間ごとに法案採択の流れをチェックし注目していました。たまには、いいかも~。
☆★衛生パスポートに関する法案は、25日日曜、上院下院合同議会で、一部を変更し承認された。賛成195 反対129 欠席17だった。大型商業施設の入口で健康パスポートを提示する必要はなくなったが、県知事の要請があれば可能(つまり県によってはデパートなど大型商業施設で提示を求めることもある)。上院が衛生パスなしでレストランやカフェのテラス席に行けるよう法案の変更を求めたがかなわなかった。(原案通りレストランやカフェはテラス席であっても健康パスポートが必要!)。衛生パスポートを提示しないことによる医療従事者、レストランやカフェの従業員等の解雇は認められない。11月15日までの緊急事態の措置。このあと、法案は憲法評議会(Conseil constitutionnel)で審議される。★☆
一時、上院が阻止してくれて、レストランやカフェのテラス席で衛生パス必要なくなるかも、と期待したが、駄目だった。ざんね~ん。何だか、応援していたチームが負けた試合を見た思い。。。
衛生パスポートを不正した人の一回目の罰金は、1000ユーロ(約13万円)になるようです。高い!!!!これでも原案9000ユーロから負けに負けたのです。
こんなことも、ありました。下院で、法案に「衛生パスポート不正の制裁は、最高75000ユーロ(約975万円)の罰金、最長5年の禁固刑」とあったが、議員たちが、驚きとともに、削除した。(franceinfoの以下の記事より)
A la surprise générale, les députés ont supprimé la sanction punissant l'utilisation frauduleuse d'un pass sanitaire, qui s'élevait à 75 000 euros d'amende et cinq ans d'emprisonnement.(原文)
罰金約いっせんまんえん。。。ワクチン打ってない人がカフェに出入りしたかったばかりにずるしただけで。。。。やばすぎる。とりあえず、法律からその文言が削除されて良かったー。
デパート行けなくなる一番の問題点は贈り物が買いにくくなることだった。。。
一応、夏や秋以降の贈り物に向けてチェックしておきました。同じブランドでパリの路面にブティックがあるお店もあるからです。例えばアロマ・キャンドルで有名なDiptyqueは、パリにブティックがあります
イル・ド・フランス県の態度によっても違ってくるかもなのですが、パリのデパートなどの大型商業施設の衛生パスポート提示は当面必要ないと、思っておこう。祈りつつ。。。
(注)
今日の内容は、まだ流動的だし、最終的な正確な内容は公的な情報でご確認ください
参照記事