パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夏がやってきた

夏がやってきた。 晴天続きのパリ。最高気温25度以上。 パリの街を行き交う女性たち。肩を出したり、ワンピースやドレス一枚の女性も多い。 そして公園では水着姿で日光浴する人たちも。 この写真はブローニュの森の中にあるシェークスピア公園で撮影。 森の…

パリのピラミッド それは庭園建築物(フォリー)

パリのピラミッドと言えば、地下鉄駅ピラミッドであり、ルーブル美術館のガラスのピラミッドを思い浮かべる人が多いだろう。でも、パリにも石造りのピラミッドがあるのだ。 じゃ~ん。これ。 8区モンソー公園。砂漠の中ではなく、緑溢れる公園の中にそれは…

パリのレンブラント通り

パリにレンブラント通りがあると知った。パリ8区。モンソー公園を出た場所にあった。(写真はすべてレンブラント通りで撮影) この通りは、オランダの有名な画家、レンブラント(1606 ~ 1669 年)にちなんでその名前が付けられた。 なんか、映画に出てきそう…

ピカソ美術館×ポール・スミス フェミニズムからのピカソ批判の中で

2023年はパブロ・ピカソが世を去ってからちょうど50年になる節目の年。それを記念してパリのピカソ美術館で彼の生涯を振り返る回顧展が開かれている。その特別な展覧会のゲスト・キュレーターとして招かれたのがイギリス人、ファッション・デザイナーのポー…

お菓子も値上がり

パリのデパ地下とも言えるラファイエットグルメ。悩んで悩んでこのお菓子を買った。なぜなら6.5ユーロでデカいから。イタリアのマリトッツォ。詳しくはこちらのブログでどうぞ。 https://clairefr.hatenablog.jp/entry/2023/05/07/152108 ラファイエットグル…

薔薇の向こうのノートルダム寺院

5月のある日夕方、地下鉄サンミッシェル駅でぶらりと降りて、ノートルダム寺院付近を散策した。薔薇の向こうにノートルダム寺院が見えるスポットを見つけた。薔薇に隠れるノートルダム寺院も素敵。 こんな場所あったのね。赤い薔薇が咲く公園。 この小さな公…

ヴァレ・オ・ルー樹木園 しだれ青杉がインスタレーションのよう

パリ郊外南部にあるヴァレ・オ・ルー樹木園(Arboretum de la Vallée-aux-Loups)には、世界最大とも言われる素晴らしい、しだれ青杉(フランス語ではle Cèdre Bleu Pleureur de l'Atlasセードル ブルー プルールー ドゥ ラトラス)がある。樹齢150年。 高さ…

いちご🍓の季節

今年はいちごを4回食べた。 初物を食べたのは、4月26日。 その頃、いちごは一箱4.99ユーロしていて、手が出なかったのだが、スーパーで3.49ユーロに下がっていたので、買った。ガリゲットという品種。フランス産。 見た目は美しいけど、味はいまひとつだっ…

ダフト・パンク未発表曲公開のイベント ポンピドーセンター

フランスのエレクトロデュオ、Daft Punk(ダフト・パンク)は、5月11日にパリのポンピドゥー・センターで、未発表曲をプレミア公開した。多くのファンで賑わった。 このイベントでは、これまで未発表だった「Infinity Repeating」を3つの方法で体験できた。3…

人生初、パリのレストランでお好み焼きを食べた

パリ。ある日、友人と別れて、日本食レストランがあり、日本食材のスーパーがある、オペラ界隈をふらふらと一人歩いていた。 ふと、お好み焼きのメニューに目が止まった。フランスの地方都市アンジェを旅行したとき、食べようと思って、チルチルミチルが青い…

帝政様式のロビーのホテル そしてバスタブ アンジェへの1泊2日の旅⑧

アンジェで泊まったホテルのロビーは、帝政(ていせい)様式の家具が置かれていた。帝政様式は、フランス語だとstyle empire(スティール アンピール)と言われる。 19世紀初頭のナポレオン1世の帝政期以降、フランスを中心にヨーロッパで流行した建築・…

アンジェで食べた物 アンジェへの1泊2日の旅⑦

コアントローのエクレア(=オレンジピールの載った白いお菓子)とパリ•ブレスト(車輪のような丸いお菓子)を公園で食べた。どちらもパン屋さんで購入。コアントローはアンジェの名産のリキュール。このエクレア、中のクリームがカスタードクリーム•コアン…

木組みの家 街の散策 アンジェへの1泊2日の旅⑥

わあ~、素敵な木組みの家。 何枚も写真を撮った。 さて、問題です。この家の1階路面は何のお店でしょう? 答えはこちら↑。美容院です。 この雰囲気で髪を切ってもらえるなんて、優雅ですね~。お値段もパリに比べて良心的!切って欲しいなあ。 アンジェのあち…

アンジェ美術館 アンジェへの1泊2日の旅⑤

フランスの中規模程度の地方都市を訪れた場合、美術館(musée des beaux-arts)は、訪れる価値が大きいものであることが多い。私が特に思い出すのは、ルーアン、カンペール、モンペリエなどの美術館である。日本では、人だかりのできるような巨匠の絵も、独…

パレ・ロワイヤルのバラ 

8日、曇り。パレ・ロワイヤル庭園ではバラが咲いていた。 チュイルリー公園ではアイリスが咲いていた。 ところが、9日はほぼ一日中、雨。 花は雨に濡れて大丈夫だろうか。 パレ・ロワイヤル庭園のバラのツボミが気になる。

大聖堂のステンドグラスに感動 アンジェへの1泊2日の旅④

ルーアン、アミアン、ランス、ボーヴェ、シャルトル…フランスのさまざまな街で大聖堂を見た。アンジェのサン•モーリス大聖堂も、世界遺産の大聖堂に負けず劣らず、存在感を放っていた。 多くのフランスの街がそうであるように、大聖堂だけでなくアンジェの街…

花や木を見るのが楽しい季節 アンジェへの1泊2日の旅③

パリの公園を訪れるだけで楽しい季節。蝶よ花よ、そこかしこ。初めて来た街で花々を発見するのもまた楽しい。新鮮さがある。アンジェで見つけた花や木を写真で紹介する。(名前は分からないものも) 上の5枚の写真はアンジェ城の後ろにある小さな公園で見つ…

世界最古の黙示録のタペストリー アンジェへの1泊2日の旅➁

「アンジェに行く」と言ったら、美術史の専門家に「タペストリーを見に行くんだね」と言われた。私も夫も旅行を決めたときは、アンジェに世界最古のタペストリーがあるということを知らなかった。 そして、このタペストリーの題材は「ヨハネの黙示録」である…

中世の城を見ながら食事 アンジェへの1泊2日の旅①

ロワール地方の西の端、アンジェ(Angers)に1泊2日で行った。パリからOuigo を使って3時間かかった(もっと速いTGVで1時間40分で行くこともできる)。 5月の新緑の眩しい季節。快晴。外を歩くだけで心地よい。気温は23度まで上がった。特に素敵だった時間…

エクワンの森と城 教会のステンドグラスに感動

人混みで溢れるパリ北駅から近郊列車で約25分。エクワン エザンヴィル(Écouen - Ézanville)という駅に着く。駅から5分も歩くと、そこは静かな森↓である。 森の中で紫色の花の花畑を見つけた。 そして駅から歩くこと約20分。坂の向こうに城が見えてきた。 …

Fakear パリの無料ライブで聴いたミュージシャン④

youtu.be 2016年7月のフナック(fnac)ライブでFakear(ファキー??発音が分からない)↑を聴いた。 フナックは、文化関連商品と電化製品商品を取り扱う小売店で、具体的には、書籍、雑誌、CD、映像ソフト、テレビゲーム、音響機器、映像機器、情報機器、カメ…

パリのギュスターヴ•モロー美術館 20歳でもここに来た

記憶というのは本当に不思議だ。 ある記憶はかなり昔の記憶でも、昨日のことのように思い出せるし、忘れているつもりでも、あるトリガーによって急に鮮明に蘇る記憶というものもあるし、ある記憶は最近のことでも覚えていない。 ギュスターヴ•モロー美術館に…