パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

スーパーの買い物が緊張するこの頃

パリでも、どの区に在住かにも、またどのスーパーに行くかにもよると思うのですが、スーパーでの買い物が緊張するなあ、と思うこの頃です。 昨日のスーパーでの話。まずはスーパーの中でも、切々と窮状を訴え、お金を恵んでくれーと言って回っている男性がい…

大聖堂見応えあり 街歩きが楽しい ランス

夜間外出禁止令中、さらにトイレ不足問題がある中で、自家用車なしに旅行する。どうなるだろう。 案ずるより産むが易し。やってみると、これはこれで楽しめた。パリから約140キロメートル離れたランスにいて、やることがない、となるかも、と心配したが、全…

一泊旅行中

一泊旅行に来ています。 通常なら、日帰りする程度の場所ですが、夜間外出禁止令があるため、日帰りが難しいのです。 ホテルに泊まるか、アパートにするか?迷いました。 ほとんどのホテルがチェックイン前後もお手洗いを貸してくれ、荷物を預かってくれるこ…

今日はいい天気

2月21日日曜日、今日は、いいお天気でした。 【セーヌ川】 春のようなうららかな、いいお天気の日曜日、それだけでも、人々がウキウキしているのが伝わって来ます。 セーヌ川の岸辺も、マレ地区のボージュ広場も人がたくさん。 数日寒かっただけに、暖かいの…

地下鉄でスリに遭った 気を取り直してサン・クルー公園へ

パリの地下鉄オデオン駅の乗り換えでスリに遭ってしまった。 リュックを背負っていたところ、近くの女性があなたのリュックが開けられて中身を盗られているのを見た、まだ、あの辺にいる、と教えてくれた。やばい、確かにきちんとファスナーを締めていたはず…

フォアグラが好物でごめんなさい 

フォアグラをいただきました。それを書くことに、罪悪感を感じます。フォアグラは動物愛護団体から、強制給餌(ガヴァージュ)を伴う生産方法によって攻撃されてますからね。でも、攻撃されようと好物なのです。あー、美味しかったー。 フォアグラは、フラン…

教会で美術鑑賞

美術館が閉まっていて3ヶ月以上、美術館に行けない日々。アートと出合いたいという欲求にこたえてくれる場所に、パリにはギャラリーの他に教会がある。今日は、パリの2つの教会で見た展示を写真で紹介しよう。 パリ4区のサン•メリ教会の中の展示を写真に撮っ…

ストラスブール近現代美術館がかっこよかった

去年2月、ストラスブールでMuséeと名の付くものに3つ行ったが、ストラスブール近現代美術館(Musée d'Art Moderne et Contemporain de Strasbourg)が最も強い印象を残した。他が悪かったわけではない。去年のその時は、私にとって、現代アートがしっくり来…

パリで駅弁!

ふらんすへ行きたしと思へども… そんなフレーズを書いた詩人がいましたね。 「日本に帰りたしと思えども…」 今は在仏日本人にとっても、そんな状況ではないでしょうか。 「日本を旅したしと思えども....」 日本国籍以外の外国人にとっては、すなわちフランス…

ストラスブールの夜の美しさ

去年の今頃、つまり昨年2月初め、アルザス地方のストラスブールに行った。ドイツのバーデン・バーデンからの帰りに立ち寄った。 私は、未だにストラスブールの有名なクリスマス市は見たことがないのだが、夜にストラスブールに到着し、その美しさに感動した…

顔がほころぶバレンタイン・デーのパリ散歩

バレンタイン・デーの日曜日。晴れ間が見えた朝、パリの街を歩いた。 花屋さんに列ができている。それも男の人ばかり。花束を持った男性とすれ違う。1人は、赤い薔薇の花束だった。もう1人の花束の中身は見えなかった。微笑ましいなあ。顔がほころぶ。素敵で…

サン•メリ教会の悪魔

パリのサン•メリ教会(L’église Saint-Merri または Saint-Merry) に、悪魔がいるーと、知ってましたか? 故澁澤龍彥先生が「秘密結社の手帖」(1984年発行)の102ページで書いています。 「パリのサン•メリ教会の正面入口に、醜怪な悪魔の浮彫があるが、ひと…

イルミナティとは?

今月5日から、ドキュメンタリー映画"イルミナティ 世界を操る闇の秘密結社 " が日本で公開されている。 "映画「イルミナティ/世界を操る闇の秘密結社」公式サイト 2021年2/5公開" https://illuminati-movie.com 映画の内容や感想は他のサイトや予告編動画に…

モンマルトルの丘から屋根に雪の残るパリを眺める

雪が残るパリ。モンマルトルの丘に登って、パリの街を眺めてみた。 屋根に雪が残っている。モンマルトルの丘の公園Square Louise Michelは、閉まっていた。 上るとそこそこ人がいる。大道芸を見せる人もいた。 ネットでモンマルトルでスキーをしている人を見…

雪の日のパリ散策

雪のパリ。マイナス3度。一緒にお散歩しませんか? 寒い?滑る?では、温かくして、写真だけお楽しみください。 左岸の地下鉄サン・シュルピス駅から歩き始めました。背景にモンパルナスタワーが見えています。寒いので、持ち帰りだけで営業しているカフェで温…

印象的な曲線 フランス共産党本部の建物

世界的建築家オスカー・ニーマイヤーOscar Niemeyer(1907-2012)が設計したパリの建築物。それは1965年に建設が開始され、1980年に完成されたコロネル・ファビン広場(Place du Colonel-Fabien 19区)にある、フランス共産党本部の建物だ。 現在は新型コロ…

持ち帰り寿司で大満足 そうだ、テイクアウト試してみよう

パリのスーパーマーケット、モノプリに売っているスシグルメのお寿司を購入しました。新型コロナの影響でレストランが閉まり続けて3ヶ月が過ぎたパリ。たまには楽させてくださいよ~ 購入したのは、こちら。巻き寿司と握り寿司のセット10,90ユーロ(約1370円…

楽しかった節分行事

節分の豆まき。日本だと簡単に買える「福豆」をパリでは買うことができなかったために、2日遅れて昨日、再開催しました。 一応、2月2日も、鬼のお面を手書きで作って、鬼のお面を被り、家の中で代わりに買ってきたおかきの小袋を投げて「鬼は外 福は内」と叫…

立春過ぎて思うこと

昨日2月3日は立春だった。曇りの日や雨の多いパリ。ときどき晴れ間が見えると嬉しくなくなる。 これは2月2日火曜日午後5時10分、パレロワイヤルを通ったときの1枚。公園を閉めるからもう入るなーと管理人たちが叫んでいた。冬の公園は閉まるのが早いが、午後…

シャルトル探訪記3 レストランと美術館の彩り

レストランと美術館…。昨年10月末から現在まで3ヶ月以上新型コロナの影響で閉まっていて、私たちの生活から奪われている喜びの一つである(レストランは持ち帰りだけOK)。失って気づく、そのありがたさ。 昨年6月のシャルトルでの写真を見返した。ああ、な…

鬼は白人だった? 

今週のお題「鬼」 日本の昔話に登場する鬼はどこかユーモラスだったような気がする。私が思いつく物語は「泣いた赤鬼」だ。鬼は怖い、というよりも、どこか寂しがり屋だったり、我儘だったり、情けなかったり、そんなイメージだ。漫画「ドラえもん」にでてく…

パリの店舗から商品が消えた ブレグジットの苦難

パリの今日のある食料品店の写真です。 ロックダウンとは関係ありません。んん~商品がない.... ブレグジット(=Brexit、イギリスのEU離脱) の影響です。 そう、ここはイギリスのスーパー、マークス&スペンサー(Marks & Spencer )のパリの店舗。 フ…

シャルトル探訪記2 素朴派芸術ピカシェットの家

昨年6月、シャルトルのピカシェットの家(Maison Picassiette)に行った。今は閉館している。通常、4月から10月まで開館しているが、新型コロナの影響もあるので、事前に確認を。 市の道路作業員や墓清掃人だったレイモン・イジドール(Raymond Isidore、19…