2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日6月29日から、パリ市庁舎でFNACLIVEが始まった。パリ市庁舎前では日替わり毎日7つのミュージシャンのライブが楽しめる。ジャンルはポップス、ラップ、ロック、エレクトロなど。市庁舎内サロンでも別のライブがあっているが、こちらは事前配布のチケット…
7月後半からの夏のヴァカンスをまだ、何も、決めていなかった。 夫との日本帰国を考えたが、夫のビザ取得も含めて面倒そうなので断念した。ブログで書いたように4月にプロヴァンスに、5月にアルザスに行ったばかり。これが日本なら、よく旅行するね、夏は…
しばらくこの写真の台所を使わせていただいた。そして、気づいた。 私は料理が嫌いなんじゃない。料理に疲れていたのではない。 自分の台所の空間が狭いことに疲れていたのだ。やはり適正な広さというものはある。 作ったのはパスタやサラダ、簡単なものだっ…
ギャラリー•ラファイエット百貨店でお菓子を買って、昼食会へ出かけた。アペリティフと簡単なおつまみ、ローストビーフとサラダ、チーズの後、デザートはフルーツだった。 デザートのアプリコットが3種類あった。赤に近いピンク色、オレンジ色、黒に近いワ…
ソルドが今週の水曜日から始まっている。かなりの戦利品がある。 モノプリで夫の靴下を12足も買ってしまった。3足パックが5ユーロ以下になっていた。4パック買った。正確に言うと65%引きをさらに10%オフとかそんな感じの商品もあった。安すぎる値段だっ…
先日、フランスのテレビfrance5で、ザ•ローリング・ストーンズのドキュメンタリー番組があった。南フランス、ヴィルフランシュ•シュル・メールのヴィラ• ネルコートの映像が出てきた。 あれ???、2年前の夏のヴァカンスがヴィルフランシュ・シュル・メールで…
パリの公園でラベンダーを撮影した。 パリの公園の花壇でときどき見かける。ラベンダーの花を指で触ると、指がラベンダーの香りになる。癒やされる。 ラベンダーの本場は南フランスのプロヴァンス。観光地になっていて、ラベンダーの精油やラベンダーの石け…
パリのカフェでをパヴロヴァを頼んだら、この特大パヴロヴァがやってきた。一人前である。 でかい。とにかくでかい。 パヴロヴァは、焼いたメレンゲをベースにしてホイップした生クリームを詰め、さまざまなフルーツを飾り付けたもの。こちらのカフェでは、…
6月21日、夏至の日、そして、フェット•ド•ラ•ミュージック(Fête de la Musique)。フランスでは1982年に、当時の文化大臣だったジャック・ラング氏がフェット・ド・ラ・ミュージックと呼ばれる音楽祭の日を設けて以来、毎年6月21日に音楽イベントが開催さ…
今年4月初め7泊8日でプロヴァンスの海辺を旅した。 パリからTGVでトゥーロンに行き、そこから海沿いを主にバスで西に向かってマルセイユまで、巡ったのだ。トゥーロンーマルセイユ間は約65キロメートルである。 【乗ったバスもさまざま。マルセイユ市内以外…
信仰は持っていないが、訪れた町の教会にふらりと入ってみることがある。そして、その美しさにはっとすることがある。 フランスに住むようになって、カトリック教会施設は身近なものになった。信仰を持っているわけでもないのに、初めて町を訪れたとき、教会…
猛暑がやってきた。 6月18日土曜日のパリは暑かった。 午後5時頃から38度、39度と予報されていたが、結局、37度くらいだったのかなあ。正確な気温は分からない。 とにかく暑い。コンクリートに囲まれた道を歩くだけで、太陽がカッと照りつけ、ムッとする蒸し…
ダーバダ ダバダ ダバダ ダバダ ダ バ ダ ダバダ ダバダ ダバダーの曲を言えば分かる人も多いのではないだろうか。あの有名な主題歌のフランス映画「男と女」に出演していたフランスの名優、ジャン•ルイ・トランティニャンさんが17日、フランスの自宅で死…
6月16日。暑いです。 道行く人も、露出の多い夏服のパリ。 お家でキリッと冷やしたピンクのシードルをいただきました。この写真のメーカーのシードルなかなか美味しかったです。暑くなると炭酸が美味しく感じます。 いちご、フランボワーズ、チェリー。赤い…
南仏プロヴァンスの港町サナリー•シュル・メール。その港町に塔があって登った。高さは21メートル。幅8メートル。 この塔は13世紀後半に海洋からの攻撃に対する軍事的目的で建設された。16世紀からは監獄や、小麦や武器などの倉庫として、使用されてきた。 …
昼下り、優雅にラウンジで紅茶をいただきました。 真っ青な空の午後でした。 ガラス貼りの屋根の向こうに青空と建物の一部が見えます。 ここは、パリ、オペラ座そばのホテル「インターコンチネンタル ル•グラン」の大広間。宿泊客でなくても喫茶が楽しめるサ…
オルセー美術館で、ソフィ・カルSOPHIE CALLE の展覧会『 オルセーの幽霊たちLes fantômes d’Orsay 』展が開かれている。 私がソフィ・カルを知ったのは、小説の中でだった。アメリカ中の自由の女神像を爆破する男と小説家の関係を描く1992年のポール•オース…
アルノー•デプレシャン監督の新作『Frère et Sœur』を見た。余韻のある映画だった。見終わって数日この映画のことを考えた。「愛の反対は憎しみではない。無関心だ」マザー・テレサの言葉を思い出した。 マリオン・コティヤール演じる舞台女優の姉のアリスと…
フランス北東部、ライン川を挟んでドイツと国境を接するアルザス地方。地理的にも文化的にもドイツの影響が非常に強い。この地域に2022年5月半ば、3泊4日で行ってきた。 断片的にここ2週間その話を書いてきたが、ここに一度まとめておく。1日目 午前10時…
ストラスブールでそば粉のガレットを食べた。 私が食べたのは、chevre douce(シェーブル ドゥース)というガレットでシェーブルチーズ、バニラ風味洋梨のコンポートが入っていました。ちょっと甘くて、でも甘すぎずスッキリしていて、満足した。 シェーブルチ…
ストラスブール近現代美術館に行った。1870年から現代までの充実したコレクションが収められており、印象派からフォーヴィスム、現代美術までの歩みを辿ることができる美術館。 ゆったりとした近代建築も魅力。 企画展はストラスブール生まれのフランスの女…
ライン川支流のイル川に囲まれたストラスブール。約2年ぶりのストラスブール。3回目。 初めて来たときはイル川のクルージングをし、シュークルトを食べた。2回目は夜に到着し、ライトアップされた街やストラスブール大聖堂の美しさに感動。前回来たときに…
ストラスブール大聖堂は、カトリックの大聖堂で、一般にゴシック建築の代表作とされています。ヴォージュ産の砂岩を建材として使っており、建物全体が独特なピンク色をしており、その大部分はロマネスク建築ですが、ゴシック建築の傑作です。 創建は11世紀と…
ストラスブールで、2006年の雑誌フィガロにも、旅行ガイド「地球の歩き方」にも、掲載されていたアルザス地方料理のヴィンステュブ『Le clou(ル・クル)』に行った。ヴィンステュブとは、大きなテーブルで相席になることもある郷土料理や地酒を楽しむことがで…
【コルマール中心部で見かけたホテル】 【コルマール中心部で見かけた豪華ホテル】 コルマールで宿泊したのは、近代的なアパートホテルだった。コルマール駅から徒歩7分くらいで、Parc du Château d'eauという公園のそばだ。公園は広々していてバルトルディ…
新型コロナは海外在住の日仏カップルが一緒に、簡単に日本に入国できない状況を作り出した。そろそろ日本もコロナ規制緩和されたかなあ。今年の夏のヴァカンス。フランス人の夫とともに日本に帰りたいなあ、とネット検索した。 日本は、旅行業者等を受入責任…
コルマール駅に着いたとき、懐かしい感じがした。デジャブ(既視感)を感じた。そもそもコルマールには20年ぶりくらいに来たので、そのせいかもしれない。オルセー美術館に行ったばかりだったし、オルセー美術館の建物とどこか同じ雰囲気を感じたのかもしれ…
コルマールはかつて現在のドイツを中心とする神聖ローマ帝国自由都市であり、歴史ある街である。 17世紀後半、アルザス地方がドイツ圏からフランス王国に割譲され、コルマールはフランス領アルザスの一都市となった。普仏戦争でフランスがプロイセンに敗北し…
【セーヌ川のグルネル橋のたもとにある自由の女神像。パリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものである】 【パリ、16区 白鳥の小径側から見る自由の女神像(一枚目の写真と同じ像、裏側から見た)】 「アメリカニューヨークの自由…
アルザス地方に行ってきた。そのせいもあってか、学生時代に教科書の中に出てきた「最後の授業」(La Dernière Classe)という小説を思い出した。「最後の授業」は、1873年に出版されたアルフォンス・ドーデの短編小説集『月曜物語(フランス語版)』(Les C…