パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

シャルトル探訪記1 800年前を伝える大聖堂

昨年6月半ば、ロックダウンが終わってしばらくしたころ、パリから日帰りでシャルトルに行った。1日の旅行ことなのに、密度が濃く、調べたくなったことも多く、後回しで今日まで書いていなかった。 3回に分けて書こう。パリから87Kmしか離れていないのに、こ…

デパートで大幅割引 新型コロナで明日から閉店

土曜日。パリ•オペラ地区のギャラリーラファイエットデパートとプランタンデパートに行きました。人人人。人で溢れていました。 私が行った時間は、まだ待たずに入れましたが、午後3時-4時頃、ギャラリーラファイエットに入店するための長い長い長ーい列がで…

カステックス首相がTV演説 すぐに再ロックダウンではなかった

フランスのカステックス首相が29日、テレビ演説し、新型コロナ対策として、午後18時からの夜間外出禁止令の取り締まり強化、EU圏外への正当な理由なしの出入国禁止、海外県移動のコントロール強化、20000平方メートル以上の食料品以外の商業施設の閉鎖などを…

五里霧中の文化施設再開

今月9日にこのブログで、美術館や歴史的建造物、映画館などの再開について触れたのだが、複数のメディアによると、19日にフランスのロズリーヌ ・バシュロ=ナルカン文化大臣が「新型コロナの変異種によって全く見通しが立たない」と話した。文化施設はいつ…

オートィユ温室庭園 温室が閉まっていて寒かった

寒い。暖を取ろう。数日前、地下鉄10番線ポルト・ドートイユ(porte d'Auteuil)近くにあるオートィユ温室庭園(Jardin des serres d'Auteuil)に行った。 温室の中は冬でも暖かく、鯉が泳いでいる記憶だった。熱帯の植物もあった。グーグルマップでは営業中…

コロナ禍でも頑張っているパリ市の図書館 仏語の本が読み進まずコンプレックス

日本で緊急事態宣言が出たような地域は図書館も閉めてしまったところもあるようだが、パリでは現在、新型コロナで3度目のロックダウンかもという情報があるにもかかわらず、図書館が頑張って開けている。 私の記憶によると、再コンフィヌモン(外出禁止令)…

買い物天国 買い過ぎる…断捨離が苦手

断捨離しようと思うけど、なかなか物が捨てられない。それなのに、今年はたくさんの服を買ってしまった。 ダウン・コート2枚、革のジャケット1枚、セーター5枚、ズボン4枚、靴3足、スカート3着、ブラウス1枚、ワンピース3枚、マフラー4枚。 ストレスのせいか…

3回目のロックダウンか? 羊肉のローストはうまい

フランスの複数メディアが3回目のロックダウンを言い始めた。が~ん。 嘘だと言ってくれー。 いくつかの新聞のサイトのタイトルでそういう内容を見た。 "Troisième confinement : ce n'est plus qu'une question de jours" https://www.lejdd.fr/Politique/t…

帆立貝とキノコのクリームパスタが美味過ぎた

美味しかったので、紹介します。 久々においっし~!!!!☆となりました。鯛のシャンパンソースなんか目じゃなかった。ソースが美味しかったです。 帆立貝とキノコとほうれん草のクリームパスタです。 たまにはこういうこともあるもんだー、というくらい美味し…

時が止まっているようなパッサージュ デュ グラン セール 

昨年の誕生日に、日本の友達からお香をいただきました。お香を焚くことが滅多になかったのですが、新型コロナで家にいる機会が増えたこともあって、香りに癒やされ、家が浄化する感じで重宝しています。 フランスでも日本のお香を売っているのを見つけました…

夫が牛肉のブルゴーニュ風煮込みを作ってくれた。私は気楽に料理しよう

牛肉のブルゴーニュ風煮込み。夫が作ってくれました。パチパチパチ。夫は1ヶ月に1回か、2回食事を作ってくれます。私のリクエストにこたえ時間のかかる料理を作ってくれました。ありがたいことです。 ブルゴーニュ地方に旅行に行ったとき、私は4食続けて、こ…

春を告げるミモザ

春を告げるミモザ。パリのお花屋さんの店先にミモザの花が並んでいる。今年は以外と早くて去年12月から見かけ始めた。 ミモザは、マメ科・アカシア属の植物で、小さなふわふわした黄色い丸い形をした房状の花を咲かせ、芳醇な香りを漂わせる。香水の原料にも…

20日新米大統領就任式 観衆の代わりの国旗がシュールと思った

フランスの俳優、ジャン=ピエール・バクリさん(Jean-Pierre Bacri、1951年5月24日 - 2021年1月18日)が亡くなったことを追悼して、映画Un air de famille(「家族の気分」、セドリック・クラピッシュ監督、1996年)の放送がテレビであった。夫は、その映画…

パリの日の入り

エッフェル塔の向こうに日が沈んで行く。 パリのデパート、ギャラリー•ラファイエットに行った。屋上から町並みを眺めるだけのつもりで行ったのに、MAISONLEJABY(メゾン・ルジャビー)というフランスの老舗メーカーのランジェリーを買ってしまった。ソルドは…

大人になれない私 ルソーの人生を考えた

今週のお題「大人になったなと感じるとき」 大人になったな、と感じる瞬間がほとんどない。 逆に、子供の頃と自分は変わってないな、と思う瞬間はたくさんある。例えば、高校生時代、好きだったミュージシャンを今も好きだ。下敷きに音楽雑誌の切り抜きを入…

ロスチャイルド男爵亡くなる

エドモンド・ド・ロスチャイルド銀行を統括する、ベンジャミン・ド・ロスチャイルド男爵(57)が1月15日、スイス、ジュネーブ近郊のPregny城(シャトー・ド・プレニー)で心臓発作で亡くなった、とフランスの複数のメディアが伝えている。 フランスの新聞パ…

失って気づくありがたさ、よ

明日から午後6時以降は出かけられないのだと思ったら、午後6時以降に外にいる時間が急に愛おしくなった。去年3月の新型コロナウイルスによる外出禁止令、外出制限以降、こんなことばかりやっている。こんなことばかり思う。 失って気づく大事さ、よ。 それは…

フランス全土で土曜から夜間外出禁止18時に 仏入国も厳しく

14日夜、カステックス首相ほか関係閣僚は記者会見を行い、新型コロナの影響で今週土曜日からフランス全土で18時以降夜間外出禁止とした。 テレビ演説を聞いていると、テレスクリーンを見ることを義務付けられるジョージ•オーウェルの小説「1984年」の中…

アメリカの混沌 民主主義とは?

米下院は13日、反乱を扇動したとして大統領を弾劾訴追する決議案を採決した。トランプ大統領の弾劾裁判は上院であるが、新政権発足(1月20日)後になるかもしれない。 トランプ大統領の一昨日のスピーチと13日の演説全文をYouTubeで聞いた。メディアの判断を…

工芸品コンセプトストア マレ地区

フランスの作家の工芸品コンセプトストア、EMPREINTES PARIS(アンプラント・パリ)に昨年末、行きました。マレ地区にある、このお店には、陶器、ガラス、アクセサリー、家具、照明、オブジェなどフランスに工房のあるクリエイターの一点ものや少数生産の作…

ル・アーブル 非日常への旅 教会内部が万華鏡のよう

ル・アーブルはセーヌ川河口のフランス屈指の規模を誇る港湾都市。ただ海を見るだけではもったいない。“観光”というより、非日常に身を置く喜び。パリから遠く離れて、“旅“した気分になれました。 1.サン•ジョゼフ教会 20世紀建築の傑作の一つ。107メートル…

ル・アーブルを今日、旅できて良かった

波の音が聞こえる。床が変わると眠れないタイプなので、深夜2時までスマホを見ながら、波の音を聞いた。明日の朝は日の出をビーチまで歩いて見に行くと豪語していた私は、どうせ旅先では早く起きるから、と目覚ましもかけず、朝方深く眠った。「8時半過ぎて…

海を見にノルマンディーへ

快晴。ここ数日、ずっと曇り空だったのに、気持ち良い快晴。朝からノルマンディーの海に向けて出発した。 出発地はパリ郊外のラ•デファンス。 ここにも滅多に来ないので写真を撮った。現代アートの作品がある。 Flixbus(フリックスバス)というドイツに本社…

文化施設の再開が待ち遠しい ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を想う

Sortir parisのサイトの記事によると、フランスのロズリーヌ ・バシュロ=ナルカン文化大臣は、現在閉鎖している文化施設(映画館、美術館、劇場)は、段階的に再開する可能性があると、8日金曜、述べた。ジャン•カステックス首相らが2月から再開できるか1月…

JBLのBluetoothスピーカー 自部屋がライブ会場かクラブに

お題「#買って良かった2020 」 JBLのBluetoothスピーカーGO 2。フランスが新型コロナウイルスの影響で再ロックダウンになる1日前、2020年10月28日にパリの電器店ダーティー(Darty)で勢いで買った。29.9ユーロ(約3800円)。 もう1年以上前からどのスピーカ…

ガレット・デ・ロワ エピファニーのお菓子

1月6日エピファニー(公現祭)。エピファニーはカトリックの記念日で東方の三博士がキリストを拝むためにやってきたことを記念する日。三博士の目の前に、キリスト教が出現した日なのだそう。 エピファニーにガレット・デ・ロワというアーモンドクリームの入…

映画「ラビ・ヤコブの冒険(直訳)」 73年フランスの大笑いコメディ

1973年フランス映画「Les Aventures de Rabbi Jacob」(直訳すれば「ラビ・ヤコブの冒険」)。夫の家族にお借りしたまま、1年以上、見ていなかったDVD。やっと見た。見たら、数日頭の中でこの映画音楽がリフレインしている。 夫は20回くらい見た、と言いなが…

過去のトラウマと向き合ってみた

嫌な過去と向き合っても時間の無駄ー。その言葉は正しい。でも、正しいことだけが正解じゃないほど、人間の心は複雑だ。 嫌な過去としばらく向き合った。ネットやYouTubeでざっと調べた限り、トラウマの対処は2つの対処方法しかなさそう。痛みがなくなるまで…

ブローニュの森散策

寒い。気温は昼間でも摂氏温度2度。曇っているので寒く感じる。 そんな中、ブローニュの森ヘ行った。 湖の周りにはランニングやウォーキングの人たちがいるが、森に入ると誰もいない。葉も落ちて木の枝しか残っていない冬の森。あるのは静寂。マスクが外せる…

テンションが上がるシャンパン

この一ヶ月嬉しいことに何度かシャンパンをいただく機会があった。完全に自慢である。そんなことを自慢してしまう自分がちょっと恥ずかしくもある。 毎日シャンパンしか飲んでなかったとも言われるフランスが誇る天才ミュージシャン、セルジュ•ゲンズブール…