パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

サンテチエンヌ教会のステンドグラス ボーヴェ

先週土曜日に行ったボーヴェの街について続きを書いておこう。ボーヴェの街は、第二次世界大戦で8割が破壊されてしまい、古い街並みはあまり残っていない。 大聖堂以外にも、サンテチエンヌ教会という教会があり、美しいステンドグラスが印象的だった。 その…

オルセー美術館にモンスターがいた

これ、かわいい。 これ、オモシロイ。 これも。 これも。 なんかいい感じ。 全部オルセー美術館に展示されている企画展のものです。 どこかユーモラスで、和むなあ。フランスにも、モンスターっていたんだー。日本の「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪たちを思い出し…

ボーヴェ大聖堂 尖塔の倒壊の歴史に惹かれて

大聖堂を高く高く作ろうとした時代があった。 天に届く程の高さ。世界一の高さにしようとして、尖塔が倒壊してしまった。1573年4月30日キリスト昇天祭の日のことだ。 「サン・ピエール大聖堂」、通称"ボーヴェ大聖堂"と呼ばれるこのカテドラルのこの話はとて…

ナントの大聖堂火災 難民による放火やるせない

フランス、ナントの大聖堂(サンピエール・サンポール大聖堂)の火災は放火だったようだ。39歳のルワンダ人の男性が警察の聴取に火をつけたことを認めた。この男性は4,5年前から教会奉仕活動を行っていて、火災前夜も大聖堂の施錠を担当していた。数年前から…

家族が集まる日曜日 ヴァカンスはフランス国内

日曜日は家族が集まって食事をともにする日。夫の家族はカトリックだけれど、日曜に集まると言っても宗教色は全く感じない。 家族の関係の近さが新型コロナウイルスの流行にも影響した、という説もある。 今日は夫の家族7人が集まった。以前と違って最初と最…

レバノンの経済危機

いきなり、中東レバノンの話題、と思う方もいるかもしれない。フランスにとってレバノンは、決して遠くない国である。 昨日と一昨日、恒例の夕方午後8時からのテレビ局フランス2のニュースを見ていたら、連日でレバノンについてのニュースがあった。ベイルー…

久しぶりにオペラ座前に行った

距離的には近いのに、心理的にとても遠いという場所がある。私にとっては、オペラ座近辺がまさにそんな場所で、約5ヶ月ぶりにオペラ座近くに行き、プランタンデパートに半年以上ぶりに入った。 【プランタンデパートの中のレストラン】 20歳でパリに初めて来…

トローヴィル•シュル•メールに行った 念願の海!

昨日は日帰りでノルマンディーのトローヴィル•シュル•メールに行った。友達の家族が行くのに誘っていただいて、一緒に車に乗せていただいて、数カ月ぶりに海を見ることが実現した。ありがとう。 私は新型コロナウイルスの第二波が訪れるか分からないと聞いて…

歴史的な日 初めてのDIY 壁紙貼った

欧州連合(EU)の首脳会議は21日早朝、新型コロナウイルスで落ち込んだ経済を立て直す7500億ユーロ(約92兆円)の復興基金案で合意して閉幕した。首脳による5日に及ぶ対面協議の末、何とかEUの結束を示した。 EUが大規模な債務の共通化に踏み出すのは初めて…

今日から屋内の公共の場所でマスク義務化

今日20日月曜日から、フランスでは、すべての公共の屋内でマスクが義務付けられました。マイエンヌやボルドー、ブルターニュなどで新型コロナウイルスの感染者が増えていることもあって、マクロン大統領が7月14日の演説でマスク着用の強化を求めました。 日…

緑と太陽光の美しさ

ブログの読者が永井荷風のエッセイを送ってくださった。「どんより曇った日には緑の色は却って鮮やかに澄渡って、沈思につかれた人の神経には、軟らかい木の葉の緑の色からは一種云いがたい優しい音響が発するような心持をさせる事さえあった」(「花より雨…

フランスの自然は美しい イギリスが欲しがったのも分かる気がする

パリからRER(近郊列車)で約30分、RERのP線にあるLagny-Thorignyの駅に行って歩いた。6月12日の日記にも写真を載せた場所だ。 マルヌ川のほとりで、この景色を見ながら、フランスは本当に美しいわね、イギリスがこの土地を欲しがったのも分かる、と私は言った…

鑑賞後、爽やかな気持ちになる映画 les Parfums

コンフィヌモン(外出制限令)中に、ポスターを見て気になっていた映画があった。 「les Parfums」。エマニュエル•ドボス主演。 【街中で見かけたポスター】 この女優さんを見ると、自分の叔母さんを思い出す。この女優さんがフランス人の思う1番の美人と聞い…

花火とフランス国歌

7月14日23時、結局、パンテオンの前で花火を見た。学生だろうか、若者たちがたくさんいた。花火の前から、その若者たちが大音量で音楽をかけた。テクノやダンスミュージックだった。大声で話をしたりもしていた。ときには笑い合った。うるさくて眉をひそめる…

今日からバーゲンなのに... サンミッシェル通りのたくさんの閉店が悲しい

今日7月15日からフランスはバーゲンセールが始まった。例年より少し遅いセール開始。 サン•ミッシェル通りのBenettonとSud expresseに行ったが、思っていた以上に客が少なく、とても丁寧な接客を受けることができた。はっきり言ってバーゲンにこんなに丁寧な…

革命記念日 厳かな式典 花火もテレビで見るべき?

今日は、7月14日(カトルジュジュイエ)。フランスの革命記念日(日本ではパリ祭)で祝日。今年は新型コロナウイルスの影響で、祝賀行事は縮小して行われる。 初めてテレビで軍事式典の生中継を見た。ちなみに現地で見たことはまだない。午前10時半ごろ、テレ…

快晴続きで空も風も爽やか

日本での雨の被害が気になってここ数日、日本の友達や家族と連絡を取ったりしていました。 そんな中、パリは被災した方に申し訳ないと感じるような快晴続きです。 空や緑が爽やかで、思わず何枚か写真を撮りました。今日は写真中心です。 最後の3枚の写真は…

去年までが大賑わい過ぎたのか

新型コロナウイルスは収束していない。 ロワール地方のマイエンヌ県やボルドーが県庁所在地のジロンド県で新型コロナウイルスが猛威を振るい、数日前からメディアで報道されている。 https://www.linternaute.com/actualite/guide-vie-quotidienne/2462477-d…

映画「21世紀の資本」 コンフィヌモン発令の翌日封切り予定だった映画

映画に行こうと誘われた。フランスの経済学者トマ・ピケティが著し、世界的なベストセラーとなった経済書「21世紀の資本」の映画化だ。 えー、朝から、そんな難しい経済のドキュメンタリー? ラブロマンスとか、もっとロマンティックな話じゃなくて? 私は行か…

7月14日の花火見物近くは禁止に 

今年もフランス革命記念日のカトルジュ•ジュイエ(7月14日)に、来週の火曜日に、エッフェル塔の周りで花火が打ち上げられる。 だが、花火は、花火が見える屋上やセーヌ河クルージングを陣取れる人以外は、テレビかネットで見てください、ということになった。…

少し好転した世界 7月の朝の公園散歩という贅沢

午前9時。一緒に散歩に行きませんか? 柔らかな日の光が気持ちいい。 飛行機雲が見えますね。前のようにたくさんの飛行機に飛んで欲しいです。 3月31日からは新型コロナウイルスの影響でオルリー空港も閉まっていましたが、6月26日から再開しました。だけど、…

リュテス円形劇場にローマ時代の残酷さを思う

パリ5区に来たので、久しぶりにリュテス円形劇場(Les Arènes de Lutèce)に行った。ガロ・ローマ文化時代に作られた円形闘技場の遺跡で、今は公園になっていて子供たちがサッカーなどをして遊んでいる。 紀元1世紀に古代ローマによって建造され、17,000人を…

パレ・ロワイヤルの美しさ

7月5日日曜。パレ•ロワイヤルに行った。 パレ•ロワイヤルにはフランスの文化省がある。日本には文部科学省はあるけど、文化省ってないよね。文化大臣としては音楽祭の日を作ったジャック•ラングさんが有名だけど、次の文化大臣は誰だろうね?そんなことを話し…

前と同じままか、少し悪化した世界

7月4日土曜日午後。少し歩いた。 路上には、たくさんの人。自転車、徒歩、トロチネット、スケート。車が制限され、新型コロナウイルスは健在だというのに、人と人が接しやすい乗り物で移動する人が増えた気がする。 7,8人の男性ばかりの集団で公園や路上に、…

フィリップ内閣総辞職 カステックス新首相に

フランスのマクロン大統領は3日、フィリップ首相率いる内閣が総辞職したことを受け、サルコジ元大統領の側近だったジャン・カステックス氏を新首相に任命した。昨日のニュースはその話題ばかりだった。フィリップ首相のファンだったので、今後TV画面で見る…

スタバもマックもトイレが使えなかった(;_;)

昨日、ルーヴル美術館近くのスタバで、人と会った。 スタバは賑わっていて、飲み物を買うのに8人くらい前の人を待った。 それでもソーシャルディスタンスできるくらいには、ゆったり座れたし、雰囲気は悪くない。 だが、トイレが使えなかった。閉まっていて…

緑の党が躍進。環境問題は存在するのか? 諍いが怖くて自身に夜間外出禁止中

一昨日のフランス統一地方選では、環境政党「ヨーロッパエコロジー・緑の党」が躍進した。マクロン大統領の与党「共和国前進」が惨敗した。パリのイダルゴ市長(社会党、緑の党)は49%の票を獲得し再選された。https://www.sankei.com/world/news/200629/wor2…