パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏のミディ・ピレネーの旅⑥スーラージュ美術館などロデーズ観光

ロデーズ(Rodez)という街は、南フランス、アヴェロン県の県庁所在地ではあるのだが、日本のガイドブックで見かけることもあまりない。通常、公共交通機関でコンクに向かう人が通り過ぎたり、少し立ち寄ったりという感じだ。 コンクのサント•フォア修道院教会…

モレ・シュル・ロワン ロワン川で水遊びする人々

パリから約80キロメートル。夏のモレ・シュル・ロワンのロワン川のほとりは、日光浴する人で賑わっていた。 印象派の画家、アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley, 1839年10月30日 - 1899年1月29日)が晩年過ごしたことがある街で何度か訪れたけれど、8月…

世界遺産プロヴァン 28日収穫祭

27日正午過ぎ、世界遺産として知られる中世都市プロヴァンに着いた。気温24度、風が心地よい。 何度も来ているので、地図なしで歩いた。 今回注目したのは、「サン・キリアス参事会管理聖堂(La Collégiale St Quiriace)」。12世紀に建築が開始されながらも、…

映画「ディーバ」のロケ地巡り

私がなぜ一人で、凱旋門に行ったかというと、映画「ディーバ」のロケ地に行きたくなったのだ。もっと言うと、センチメンタル ウォークが流れている明け方のパリと同じ場所でデートしてみたかった。それは、いつかそうしようと思いながら、パリにいるのにして…

夏が終わって行くようで寂しい

【8月ミディ・ピレネーで撮影】 今年の夏は、たくさんのひまわりを見た。 【8月パリの公園にて】 パリの公園のひまわり。ミディ・ピレネーやパリ近郊の畑で見かけた一面のひまわり。 【7月パリの公園にて】 ひまわり見ながら「小学生のとき、学校で育てたひ…

夏のミディ・ピレネーの旅⑤ 中世の面影残す赤い街アルビ

中世の面影が残る美しい旧市街地アルビ。「アルビの司教都市」として2010年に世界遺産に登録された。アルビは、フランス南部のオクシタニー地域圏のタルヌ川に面した都市。赤レンガ造りの温かみのある建物が多い。空から見たアルビの街 https://www.albi-tou…

夏のミディ・ピレネーの旅④ アルビで宿泊したアパート

窓を開けると、この景色だった。 アルビで4泊したアパート。 コンクから午前10時のバスでロデスRodezまで行き(約一時間)、そこからさらにバスでアルビに入った(約一時間)。終点アルビヴィル駅の1つ前のバス停でバスを降り、徒歩10分以内の旧市街の一角のア…

夏のミディ・ピレネーの旅③ ロマネスクの圧巻 世界遺産のコンク サント•フォア修道院教会

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の1つとして、コンクのサント・フォア修道院教会とドゥルドゥ川に架かる中世の橋はユネスコの世界遺産に登録されている。また、コンクは、フランスの最も美しい村にも選ばれている。 この修道院教会はフランス語表…

安倍元首相銃撃を考える(5) 副島隆彦氏の分析 背景に米政界の権力闘争

私の最初の銃撃事件への直感、「CIAの犯行では?」に一番近いことを論理立てて分析して事件当初から書いていたのが、作家の副島隆彦氏である。少し引用する。「副島隆彦です。 今日は、2022年7月13日(水)です。 安倍晋三(68歳)が、7月8日に、…

夏のミディ・ピレネーの旅② コンクの宿、オーベルジュ サン・ジャック

【オーベルジュでの夕食】 コンクでは、約15年前に泊まったことのある、オーベルジュ•サン・ジャック(2つ星)に2泊した。 私は15年前泊まったときも、今回も、お安いし、観光に便利だし、サントフォア教会を眺められる特別な場所だし、良い印象だ。普段か…

パリ近郊で水遊び㊦ グレ•シュル•ロワンの中世の橋の付近

8月半ばの快晴の30℃を超える日のグレシュルロワンGrez-sur-Loingの中世の橋のたもとの写真である。 ここはピクニック、そして、ロワン川の清流で泳ぐのにもいい場所。水もきれいで、この日は10人以上が泳いでいた。(川で泳ぐのは危険も伴うので各自判断を)…

パリ近郊で水遊び ㊤ ボワ• ル•ロワ レジャーセンター

連日30℃を超える快晴のパリ。 先日、写真の場所に行ってきました。 パリ•オペラ座から約75㌔㍍。車だと約一時間10分の距離。私は地下鉄と電車(リヨン駅からモンタルジ行きのR線で行った)と徒歩(40分)で約2時間かかりました。 フランス語だと、Île de Lo…

安倍元首相銃撃を考える(4) フランスの反セクト法

安倍元首相銃撃事件の容疑者が「母親が旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に多額の寄付をして生活に困り家庭が破壊された」と動機を供述し、統一教会と日本の政治家の癒着が日本やフランス、ドイツ、アメリカなど世界のメディアで取り上げられている。 フラ…

夏のミディ・ピレネーの旅① コンクへの道

夏は、毎年、コート・ダジュールの海に行ってきたが、今年は7月末から8月にかけて、ミディ・ピレネー地方に行った。ミディ・ピレネー地方の7泊8日の旅を紹介する。 パリ、オーステリッツ駅を午後10時12分に出発した夜行列車はミディ・ピレネー地方のロデ…

パリ・プラージュ 8月21日まで

8月の初めの5日と7日、パリ・プラージュを通りかかった。場所はセーヌ川右岸のポンヌフ橋からシュリー橋辺りまでと、19区のラ・ヴィレット地区の二つ。 【3枚の写真はラ・ヴィレット地区の運河沿い】 パリ・プラージュ(フランス語: Paris-Plages, 2006年…

安倍元首相銃撃を考える(3)山上容疑者ツイッター

7月16日、私は安倍元首相に向けて銃を発砲し逮捕された山上容疑者(41歳)が書いたとされるツイッターのツイートを読んだ。 その日は、まだ、山上容疑者のツイッターについての記事はフランスでネットで無料で読めるものを見つけることができず、私は誰か…

安倍元首相銃撃を考える(2) 過去の暗殺事件

三島由紀夫は「暗殺が完全になかったら、政治家はどんなに不真面目になるか」と、その効用を「学生とのティーチ・イン」で堂々と語っていた。「殺される心配がなかったらいくらでも嘘がつける」と。だから「民主主義には暗殺がつきもの」ともいうのだ。 2000…