パリ徒然草

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サクレ•クール寺院の中に入ってみた

 モンマルトルの丘に登って、サクレ•クール寺院の中に入ってみた。土曜日昼間というのに人がほとんどいなくて、待ち時間0秒で入ることができた。


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 サクレ•クール寺院は、1875年から1919年に建てられた。ロマネスク様式・ビザンティン様式のバジリカ大聖堂。


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 そこは、静かな祈りの場だった。
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 サクレ•クール寺院そばの観光客向けのお土産屋さんも閑散としている。この時期、モンマルトルにクリスマス市が建っていて、賑わっていたこともあったのに…。


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 お土産屋さんのカラフルな彩りがベージュと灰色の石造りの景色に、アクセントを与えてくれる。

 

 営業しててくれてありがとう。

 頑張れ、お土産屋さん。

 

 心配になるのと、応援したい気持ちから、マスクだとか小銭入れだとか星の王子様のグッズなどを買った。プレゼントとして日本に送ったりしようと思う。PARISと書かれたグッズたち、もらった人が喜んでくれるのかは微妙だけどね。

 

 今年3月、4月は、手作りしないと手に入らなかったマスクもたくさん売っている。ゴッホの絵画を思わせる柄など工夫して作ってあって、一つ3ユーロ程度のお値段でいろんな種類の物が売っている。いい機会だ。これまで使ってきた手作りの布マスクを捨てて新しく買ったマスクを使うことにした。


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 モンマルトルからの帰り、傘も忘れ、帽子もかぶっていなくて、お気に入りのウールのコートを着ているのに、雨が降り出した。あまり傘をささないフランス人たちだが、周りの人々も傘をさし始めた。

 

 濡れると寒いし、体が冷えてコロナにかかるのも怖いし、泣きそうな思いで走って帰っていたら、トロチネットで、やっぱり傘もささず、帽子も被らず、高給感溢れるウールかカシミヤのコートを雨に堂々と濡らしながら、女性が颯爽と私の横を通り過ぎた。

 

 かっこいいなあ。たまには濡れるのもいいかあ。ゆっくり帰ろう。帰って、ゆっくりお風呂に浸かろう。

 

 今日土曜日は、各地でデモがあっていて、レピュブリック広場など行かない方がいいのかなあ?、という場所もあった。


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