木は枝を四方八方伸ばし、その葉を緑のカーテンのように垂らしている。
素敵ですよね。印象的ですよね。しだれ青杉(Le cèdre bleu pleureur de l’Atlas)という木です。樹齢150年近いそうです。北アフリカが原産です。2015年にはフランスが主催する樹木のコンクールで最も美しい木に選ばれました。
緑のカーテンをかき分けて奥へ進む。
木の下にはベンチ。夏の暑い日、ここに腰掛けて木陰で読書も贅沢だなあ。
一本の木が作り出す様々な風景。異空間。
パリ郊外のヴァレ・オー・ルー( 狼の谷 )公園にある木です。ここにはarboretumと言われる研究・教育および観賞用の樹木園があります。
以下の7枚の写真は、キオスクに絡まる藤の木を撮ったもの。
蔦のように絡んでいます。
赤い葉の小さな木もありました。
ありふれた道にも見えますが、この道でビデオ撮影し続ける男女がいて、写真を撮るのに時間がかかった一枚です。
動画の撮影は時間がかかりますね。その男女は何度も取り直しをしていました。広大な公園全体に人は数えるほどしか、いなかったのですが、誰もが色が美しい木に注目します。動画撮影、今どきだなあと思いながら、待ちました。
ヴァレ・オー・ルーは、電車だとパリからはRERのB線ROBINSON駅から. 徒歩で15 分程度。文豪フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン(1768-1848)の家など、他にも、見所があります。
https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Arboretum_de_la_Vall%C3%A9e-aux-Loups