パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

19日まで黒田アキさんの展覧会,マレ地区

 マレ地区をぶらぶら歩いていると、エネルギーを感じる絵画が飾られたギャラリーがありました。アーチスト名はKuroda Aki。あ、日本人だ。引き込まれるように中に入りました。


f:id:clairefr:20210917051559j:image

 凄い、ピカソみたい。カッコいい。後で調べたら、これら↑は連作で描いている自画像だったよう。牛にも犬にも見えていましたが、自画像だったとは...。


f:id:clairefr:20210917051703j:image

  凄いですね! パワーを感じました。
f:id:clairefr:20210917052519j:image

 マチスの切り紙絵を思わせる作品もありました。私自身、切り紙絵に挑戦しようとしたことがあるのですが、切って貼るだけと思っていたら大間違い、センスのあるまとまった作品を作るのは難しかった。


f:id:clairefr:20210917053753j:image

 ウサギなど、さまざまな動物のキャラクターのような赤と黒の2色使いの作品もありました。可愛くてお洒落ー。楽しくなりますね。


 素晴らしい展覧会で、圧倒されていました。

 

 なんと、黒田さんご本人がいらっしゃって、ご本人とお話することができ、写真を撮らせていただきました。気さくで優しそうな方でした。


f:id:clairefr:20210917051911j:image

 後で、ネットで調べたら、凄い方だった。調べながら、どこかで見聞きしたことがあった気もしました。

 黒田アキさんは、1944年に京都で生まれ、1970年に渡仏。1978年にミロやジャコメッティを扱うマーグギャラリーとの専属契約を結んだのち、数々の個展をヨーロッパをはじめ世界で開催。画家・彫刻家としてだけでなく、バレエの舞台美術担当や、芸術雑誌の発行など、多彩な分野で才能を発揮してきた。

 

 うわー、パリ暮らしの大先輩じゃないですかー。あの作家のマルグリット•デュラスにも高く評価されていたのだそう。

 

 展覧会のキュレーターは、ヨーヨー・マーグさん。展覧会は9月19日日曜日まで。Thierry Lefortさんの展覧会とともに開催されています。


f:id:clairefr:20210917170147j:image

【2階スペースのThierry Lefortさんの作品】

 

 

場所はパリ3区の

7 Rue Charles-François Dupuis, 75003 Paris

 

ヨーヨー マーグさんのサイト

https://yoyomaeght.com/

 

 数年前、サン・ポール・ド・ヴァンスのマーグ財団美術館に行ったことを思い出しました。今年の夏せっかくサン・ポール・ド・ヴァンスまで行ったのだから、立ち寄るべきだった....。