マレ地区をぶらぶら歩いていると、エネルギーを感じる絵画が飾られたギャラリーがありました。アーチスト名はKuroda Aki。あ、日本人だ。引き込まれるように中に入りました。
凄い、ピカソみたい。カッコいい。後で調べたら、これら↑は連作で描いている自画像だったよう。牛にも犬にも見えていましたが、自画像だったとは...。
凄いですね! パワーを感じました。
マチスの切り紙絵を思わせる作品もありました。私自身、切り紙絵に挑戦しようとしたことがあるのですが、切って貼るだけと思っていたら大間違い、センスのあるまとまった作品を作るのは難しかった。
ウサギなど、さまざまな動物のキャラクターのような赤と黒の2色使いの作品もありました。可愛くてお洒落ー。楽しくなりますね。
素晴らしい展覧会で、圧倒されていました。
なんと、黒田さんご本人がいらっしゃって、ご本人とお話することができ、写真を撮らせていただきました。気さくで優しそうな方でした。
後で、ネットで調べたら、凄い方だった。調べながら、どこかで見聞きしたことがあった気もしました。
黒田アキさんは、1944年に京都で生まれ、1970年に渡仏。1978年にミロやジャコメッティを扱うマーグギャラリーとの専属契約を結んだのち、数々の個展をヨーロッパをはじめ世界で開催。画家・彫刻家としてだけでなく、バレエの舞台美術担当や、芸術雑誌の発行など、多彩な分野で才能を発揮してきた。
うわー、パリ暮らしの大先輩じゃないですかー。あの作家のマルグリット•デュラスにも高く評価されていたのだそう。
展覧会のキュレーターは、ヨーヨー・マーグさん。展覧会は9月19日日曜日まで。Thierry Lefortさんの展覧会とともに開催されています。
【2階スペースのThierry Lefortさんの作品】
場所はパリ3区の
7 Rue Charles-François Dupuis, 75003 Paris
ヨーヨー マーグさんのサイト
数年前、サン・ポール・ド・ヴァンスのマーグ財団美術館に行ったことを思い出しました。今年の夏せっかくサン・ポール・ド・ヴァンスまで行ったのだから、立ち寄るべきだった....。