美術館が閉まっていて3ヶ月以上、美術館に行けない日々。アートと出合いたいという欲求にこたえてくれる場所に、パリにはギャラリーの他に教会がある。今日は、パリの2つの教会で見た展示を写真で紹介しよう。
パリ4区のサン•メリ教会の中の展示を写真に撮った。
教会にオブジェが展示されていた。
上の写真のオブジェは、芸術家で俳優でもあるPaul walker Hamyさんの作品。この近くの住人で、コンフィヌモン(外出禁止令)期間中に、この近くの野外で木の枝などを使ったオブジェを作り始めたのだそう。
野外でオブジェを作っているときの映像
サン•メリ教会によるこの展示の説明(フランス語)
http://saintmerry.org/paul-walker-hamy-creche-main-achille/
ウィキペディアのフランス語版で知ったのだが、サン•メリ教会では、コンサートや演劇、そして、こうした展覧会をしばしば開催しているそう。ポンピドー・センター近くに、行った際に立ち寄ってみるのもいいかも。
2014年に寄贈された絵画も展示されている。
教会のステンドグラスや絵画も、一緒に鑑賞しよう。
建築の細部をじっくり見るのも面白い。
【サン•メリ教会の外観】
次は、1区、フォーラム•デ•アールそばのサントゥスタッシュ教会 (Eglise St-Eustache)。
サントゥスタッシュ教会(外観は上の写真)に、1月に行ったとき、下の写真のような展示があって、驚いた。
プロスペール ルゴー(Prosper Legault)さんの作品Bienvenue dans la vi(ll)e!《ようこそ街(人生)へ!》。この展示は2月の初めまでだったよう。
現代アートの後は、教会を鑑賞した。聖母子像の祭壇が美しい。
サントゥスタッシュ教会は、オルガンで有名な教会で、日本語でもサイトやブログでたくさん紹介されているので、詳しい紹介はそちらで見ていただきたい。
ステンドグラスも美しい。ノートルダム大聖堂を模して作られただけあって、重厚で見応えがある。
教会は神聖な祈りの場なので、露出の多い服は避ける、帽子など頭の被り物は取る、騒がない、静かに行動する、ミサを邪魔しない、など注意は必要です。
【お薦めのブログ】
サントゥスタッシュ教会のガイド(日本語)
https://francetabi.com/eglise-saint-eustache/#i-2
【参照したサイト】
4区のサン•メリ教会について(フランス語)wikipedia
https://fr.m.wikipedia.org/wiki/%C3%89glise_Saint-Merri
Prosper Legault さんの展示(フランス語)