【元旦夜明け前、午前7時50分ごろ】
【元旦、午前8時10分ごろ】
新年のご挨拶で連絡をいただいた日本在住の方から、私が載せているポンヌフ(フランス語 Pont Neuf、新しい橋)の写真をありがたがっている、と言われた。エッフェル塔に比べれば、パリに来る観光客にとって知られていない場所かもしれない。だから日本にいればなかなか目にすることがないのかも。
自分が撮影した写真を見返すと、あるわあるわ、ポンヌフを撮った写真。エッフェル塔よりも多い。被写体として、私にとって魅力があるからつい撮ってしまうのだろう。それにしても、こんなにポンヌフに執着していたとは。苦笑。ポンヌフ愛と言っても良いだろう。
ポンヌフは、フランスの首都パリのセーヌ川に架かる橋で、シテ島の先端を横切る2つの短い橋であるが、2つ合わせて1の橋と考える。ポンヌフは、フランス語で「新しい橋」の意味であるが、16世紀から17世紀にかけて建設されたものであり、パリに現存する最古の橋である。ーウィキペディアより。
ここまで↑は元旦に撮った写真。
これ以降の写真↑は昨年、一昨年の撮影した写真である。
【ポンヌフから見た景色。ポンヌフは写っていない】
これらの写真を見ながら、当たり前のことだが、石の橋はあまり変化がなくても、空の色の違い、光の違い、木の葉の色の違い、どの角度から見るかなどで全く違うのだな、と感じる。
【シテ島の先端の公園。像の近くの階段を下る】
【ポンヌフ全景。ポンヌフの両方の橋とシテ島の先端が写っている】
【中洲はシテ島の先端。ポンヌフは写っていない。対岸にサマリテーヌ百貨店の建物】
【見えにくいが背景にポンヌフの一部】
元旦まだ、暗いパリ。人がほとんどいなくて、そのひっそりした光景を美しく感じてビデオを撮影した。
午前7時50分ごろ、ポンヌフ橋の下をくぐった。静かな中に、後半、ジョギングする人の足音が聞こえている。
私が撮影したビデオ
https://youtu.be/Y-_95jfdK64
今年のパリのカウントダウンイベント、凱旋門を背景とした花火は新型コロナの影響で中止だった。知らずに凱旋門に集まった人たちがいたようだ。
フランスの新聞パリジャンによる午前零時ごろの動画
https://youtu.be/A8fCzu5oRyo
一方で、テレビでは、シャンティイでの花火を放送していたようだ。私も今日、You Tubeでこの動画↓を見つけたので、実際にテレビを見ていたわけではないのだが。
今年のフランスの新年のカウントダウンイベント、シャンティイにて
https://youtu.be/KB28fYWTy9k
それぞれの元旦。その時間は一度きり。静かに過ごすのも、花火を見て盛り上がるのも、カウントダウンに盛り上がって朝は寝ているのも悪くない。花火を待ったが、上がらなくてがっかりした瞬間も一度きりだ。私がポンヌフを撮影した、どの写真のその瞬間も。