パリ徒然草

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パリの初日の出

 新年あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いします。

 元旦午前7時半ごろからセーヌ川付近で日の出を探しました。

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午前8時30分ごろ。朝焼けを背景にしたノートルダム寺院

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サン•ルイ島にかかるサン•ルイ橋付近から、午前8時50分ごろ

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サン•ルイ島にかかるサン•ルイ橋付近から、午前9時ごろ


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サン•ルイ島から、午前9時20分ごろ



 上の写真が探して見つけた情景です。

 時間を戻すと、午前7時50分ごろ、ポン・ヌフ橋へ行きました。

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 人はほとんどいません。宴の後というべきか、この時間パリジャンは寝ているのだそう。

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 まだ暗く、ひっそりしています。

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 ポン・ヌフ橋の上で日の出を待ちました。昨夜の宴会の後の瓶が放置され、パリ市の清掃員が一生懸命清掃されていました。
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 橋の上で、用意してきたお酒をちょこっと飲んだり。

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 ネットの情報では午前8時10分ごろがパリの日の出らしい。午前8時15分ごろ、街頭の灯りがぷつんと消えました。そして、空がどんどん明るくなってきました。空全体は晴れなのですが、東の空には、厚い雲。靄もかかっているようです。太陽は全く見えません。

 見えそうな場所に移動。一枚目の写真のノートルダム寺院前やサン・ルイ島方面へ。

 こちらもほとんど人はいません。フランス人の夫によると、フランスには、初日の出を見る習慣がないそう。

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【サン•ルイ島にかかるサン•ルイ橋付近、午前9時ごろ】

 フランスの印象派の画家たちは日の出を愛でていたけどなあ。私はこの光景を見ながら、クロード・モネの「印象 日の出」という絵画を思い出していました。

 去年の1月はル・アーブルというフランスの北部の港町に一泊しました。去年のブログです。素晴らしい日の出が見れました。

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2021/01/11/100204

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2021/01/12/074908

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2021/01/10/054653



 印象派という言葉の語源にもなったと言われるクロード・モネの作品「印象、日の出」(パリ、マルモッタン•モネ美術館所蔵)は、パリではなくて、ル・アーブル港を描いたものです。


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【今年はカウントダウンはステイホームで迎えました】