パリ徒然草

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パリ近郊で水遊び㊦ グレ•シュル•ロワンの中世の橋の付近

 8月半ばの快晴の30℃を超える日のグレシュルロワンGrez-sur-Loingの中世の橋のたもとの写真である。

 ここはピクニック、そして、ロワン川の清流で泳ぐのにもいい場所。水もきれいで、この日は10人以上が泳いでいた。(川で泳ぐのは危険も伴うので各自判断を)泳ぐ気で行くなら、川底に岩や石があるためスイミング用の靴を持っていくことを勧める。


 グレ•シュル•ロワンの集落はひっそりしていた。この村は日本人の画家、黒田清輝がフランス留学中に、この村に部屋をかりて滞在し、「読書」(東京国立博物館)、「婦人図(厨房)」(東京藝術大学 大学美術館)など、留学中の代表作となるような数々の作品をえがいた。村にはrue de Kuroda Seikiもある。

 
 パリ中心部から約80㌔㍍。公共交通機関だとリヨン駅からモンタルジ行きの近郊列車R線でNemours - Saint-Pierreで降り、expresse34というバスに乗り換え、1駅のLes 4 Routesというバス停で下車後、徒歩約10分。帰りは同じバス停から、expresse34というバスでMelunを目指し、Melunでリヨン駅に向かう列車に乗った。パリ中心部から片道約2時間。ゾーン5なのでナヴィゴで移動可能。


【Nemours - Saint-Pierreのバス停でバスを待ちながら撮った写真】


【Les 4 Routesのバス停でバスを待ちながら撮った写真】

参照記事

https://www.leparisien.fr/seine-et-marne-77/grez-sur-loing-77880/a-grez-sur-loing-pique-nique-et-baignade-au-pied-du-pont-medieval-25-08-2016-6068389.php

黒田清輝と浅井忠 130年前の仏留学ってどんな感じ(ブログ)
http://bellano.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-1dd1.html