パリ徒然草

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シャネルのフレグランスを発見 パリで特別展


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 美しい!楽しい!アーティステック!すごーい。パリならでは!。行って良かったー!。
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 パリのグラン パレ エフェメールで開催されている『LE GRAND NUMÉRO DE CHANEL ル グラン ヌメロ ドゥ シャネル』に行ってきた。2023年1月9日まで。


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 入口では楽団がお出迎え。最初の円形の部屋に入れば、そこは、サーカスを思わせるゴージャスなシャネル独特のサロン。うわ~、ここで私はノックダウン。どこから写真を撮ってもシャネルの広告写真になってしまう装飾の完璧さよ!!!。


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 私もかっこいい格好をしてきてここで写真に収まるべきだった。シャネラーの女優さん、モデルさん、ぜひここで、写真撮って!!!その円形の部屋に5つの巨大な香水のボトル。そこがそれぞれの異世界への入口。


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【ダンサーたちのダンスも】

 

 「 ル グラン ヌメロ 」とは、「シャネル N°5」のことだろう。ガブリエル シャネルが初のフレグランス「シャネル N°5」を発表したのは1921年。去年が100周年だった。既成概念を覆す革新的な調香、ネーミング、ボトルのデザインは、多くの女性を魅了し、今や不朽の名作となった。まずはその「N°5」の部屋へ。


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 天井に映し出された映像作品が素晴らしい。ジャン・コクトーによるガブリエル•シャネルのデッサン、歴史的な1921年発売当時のボトル、宣伝に使った衣装、歴代の有名女優を起用した数々の広告、アンディ・ウォーホル現代アートの作家たちの「N°5」をモチーフにした作品。劇場型の舞台のようにも見える会場に、この香水ゆかりの物が展示されている。


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ウォーホールの作品】


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【歴代のポスター】

 

 だけれども、そこで、私が発見した最も素晴らしい物、それは「N°5」の香りそのものだった。「N°5」知っていたつもりだったが、改めてその華やかさ、エレガントさ、持続する香りに魅了された。

 

 楽団がいても、アンディ・ウォーホルの作が展示されていても、カジノ風の遊びがあっても、この展覧会の主役は、香水。すべては香水を発見するための仕掛けなのだ。私も7種類の香りを持ち帰らせていただいた。


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【チャンスの部屋ではルーレットなどのくじの遊びも】
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 つまり、この展覧会は私の文章と写真だけでは何も伝わらない。9日までにパリで体験する(予約は既に、いっぱいだが、開館の午前10時前に並べば1時間以上待って入場できるチャンスはある)か、もし、近くにシャネルの店舗があるなら、香水を試してみたい、とお願いしてみてはいかがだろう。

 

 続く部屋は「チャンス」「ブルー」とシャネルの香水の名前の部屋。「ミシア」「ライオン」など18種類の香水を試すことのできる「レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル」の部屋、シャンデリアの廊下を進む「ココ•マドモワゼル」の部屋がある。


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【ブルーの部屋】

 


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「レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル」の部屋


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【「ココ•マドモワゼル」の部屋】


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【「ココ•マドモワゼル」の部屋】

 展覧会ではシャネルの生涯はあまり語られていなかったが、少し書いておく。孤児院出身で、史上初の「女性起業家」であったガブリエル•シャネル(1883-1971年)。彼女は彼女のライフスタイルそのものを商品化した。恋多き日々を送りながら、生涯シングルで働き続け、男より仕事を選び、87歳で息をひきとる前日まで現役で働き続けた。

 

LE GRAND NUMÉRO DE CHANEL(公式サイト、フランス語)

https://grand-numero.chanel.com/?lang=1

シャネルNo.5(ウイキペディア)

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%ABNo.5