パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

修復中のノートルダム寺院の前を通った

 火災による損傷から修復中のノートルダム寺院前を10月に通りました。ノートルダム寺院は、セーヌ川の中洲シテ島に建っています。


f:id:clairefr:20201107041410j:image

 

 2019年4月15日夜(現地時間)に大規模火災が発生し尖塔などを焼失しました。私がそこを通った10月のその日、修復工事で堂内に入ることはできませんが、大聖堂が立つ広場から地下に下りる遺跡「クリプト」は見学できました。


f:id:clairefr:20201107041530j:image

 

 工事中のため障壁が巡らされていて、ノートルダム寺院ファサードには近づけませんが、その壁には、ファサードについての解説のほか、子供たちが描いたノートルダム寺院の絵がプリントされていました。火災から半年後に、大司教が子供たちに呼びかけて描いてもらったものだそうです。


f:id:clairefr:20201107042248j:image
f:id:clairefr:20201107041604j:image

 

温かい色で素敵な絵でした。


f:id:clairefr:20201107041719j:image


f:id:clairefr:20201107042145j:image

 本日、フランス2のニュースでこの工事の進捗状況について報道されました。火災時ノートルダム寺院は工事中だったので、倒壊した尖塔の周りには足場があり、その足場が火災によって滅茶苦茶な状態で残っていたのですが、その足場の部分を取り除く作業はほぼ終わったようです。時間はかかるし、困難を極めますが、工事は着々と進んでいるようでした。


f:id:clairefr:20201107054038j:image

 

 この毎日新聞のサイトでは今年4月に火災から一年目に、ノートルダム寺院で復活祭前の祈りを捧げたときの映像が見れます。

https://mainichi.jp/articles/20200411/k00/00m/030/086000c