カステック首相がテレビ演説し、新型コロナの第3波によって、パリが含まれるイル・ド・フランスなど16県に20日土曜から４週間、コンフィヌモン(外出制限令)を発令した。
自宅から10キロメートルまでスポーツのために時間制限なしに、外出できるなど、昨年3月に比べてかなり緩和されてはいるが、外出時には、外出証明書の携帯が求められる。また、非必需品の店は閉店する。
約一週間前に、夫が、朝、起きて「悪夢を見たんだ。『18』『18』と、大きな、数字が文字が、夢の中で、迫ってきたんだ。マクロンが18日にしゃべる、と誰かが耳元で言ったんだ」と言った。こんな悪夢を見ないといけないようなストレスにさらされて生きている。
「18日は木曜日ね。土曜日からの外出制限の18日の発表、あり得る」と思ったけれど、このブログには、書かないでおいた。正夢になってほしくなかったから。
今日は、18日。テレビ演説は、マクロン大統領ではなくて、カステック首相だったけれど、正夢になってしまった。超能力者と暮らしていたのか? まあ、悪いことが当たっても嬉しくない。
パリ近郊に住む義妹夫婦と、Zoomで話した。「この４週間の間、ブルターニュに行く予定だったけど、取りやめる羽目になった」「同僚の送別会も友達の誕生会も中止になった」と嘆いていた。県境を越えての移動は、やむを得ない事情以外、禁止されている。
16県は次の通り
Aisne, Alpes-Maritimes, Essonne, Eure, Hauts-de-Seine, Nord, Oise, Paris, Pas-de-Calais, Seine-et-Marne, Seine-Saint-Denis, Seine-Maritime, Somme, Val-de-Marne, Val-d’Oise, Yvelines.
