ここ一週間、フランスのテレビでウクライナとロシアの危機の映像が流れていた。「ロシア軍ウクライナ侵攻」のニュースや記事ばかりの日々だった。最初は、見ていたのだが、不安になってきた。
私たちは、不安になるニュースから離れる権利があると思う。
戦後の日本での情報操作(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)、原爆被害の隠蔽工作、被爆者への治療なき調査などを知っているから、テレビで流れるウクライナでの映像の“饒舌さ”にいらついたのかもしれない。プロパガンダかもしれないと勝手に感じてしまった。というわけで、私も見聞きしてはいるが、ここでは私は大手メディアの情報は一切紹介しない。
戦争では、双方にプロパガンダがあるのは当然だろう。全く逆側の情報も見ておくことにした。いろんな見方があるんだな、と知れる方が私の心が少しは落ち着く気がしたからだ。
ここから先は、アメリカ経由と思われる日本の大手メディア情報だけを信じている人は読まなくていいと思う。
元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏の解説は新型コロナが始まって以降、You Tubeで聞いてときどき参考にしてきた。馬渕氏は「東ウクライナでロシア人を虐殺してるっていうのがウクライナ危機の真実なんですね」と約2年前に述べている。以下のブログに全文書き起こしがある。
ロシア人を虐殺しておきながら被害者面するウクライナ人~馬渕睦夫・篠原常一郎・ウクライナ問題~
(補足:ここでいうウクライナ人とは、普通の人々ではなく、DSに操られた政権、武装集団、ネオナチなど。ロシア系住民の虐殺は8年も続いていた。)
https://ameblo.jp/donbass-ukraine/entry-12649995012.html
馬渕睦夫氏の動画は2020年2月25日のものである。
https://youtu.be/0r3809RLpls
現在のゼレンスキー政権はアメリカのネオコンの後押しで作られた親欧米・反ロシアの政権で、武装集団が、主にウクライナ東部のロシア系住民を迫害・虐殺してきたという意見がある。馬渕氏だけでなく鳩山由紀夫元首相も言っているし、プーチン大統領も演説で言っている。もっとも、ロシア側にもプロパガンダがないとは言えないのだろうが...。
一日一食OMADエンドゥ
【ウクライナ】プーチンの軍事行動開始演説(要約)と解説 ロシア在住日本人Youtuber 2022年2月24日
https://www.youtube.com/watch?v=DwnurLkas_4
カナダ人ジャーナリスト、ベンジャミン•フルフォード氏のサイトより↓(引用)
現在ウクライナで発生している「危機」は戦争ではなく、ハザールマフィアらの
国際犯罪組織に対する取り締まりの一部だと複数の情報筋が伝えている。CIA筋によると、今ウクライナで起きている事はロシア特殊部隊による「武器・麻薬・人身売買組織+生物兵器ラボ」への攻撃である。
今のウクライナの騒動を理解するために、我々が知っておくべき幾つかの隠され
た事実がある。
まず第一に「ソ連は法的にまだ存在している(国連の登録が抹消されていない)」
ということ。それから「ウクライナの国境が国連に正式登録されていない(国境が
定まっていない)」ということだ。しかも、ロシアはこれまでに一度もウクライナ
を含む旧ソ連領土の国々を独立国家として認めていない。
そうなると国際法上、ウクライナはまだソ連もしくはロシア領土の一部であり、
大手マスコミが言う「侵略」という表現は前提からして間違っていることになる。
≪2022/02/28 VOL644≫より抜粋して引用
国際ジャーナリストの田中宇氏のサイトより引用↓
【2022年2月27日】ウクライナは、極右に乗っ取られたままだと「アフガン化」しかねない。ドイツやオランダは、ウクライナにスティンガーなど携帯用の非正規戦争用の兵器を大量に送り込む。今後のウクライナで露軍と戦うのは政府軍でなく、非正規軍である極右の民兵団だ。彼らは市街地に立てこもり、住民を「人間の盾」として使いつつ、アパートのバルコニーなどから、ロシア軍の飛行機や戦車を狙ってスティンガーを撃つ。自衛のために露軍が反撃すると、アパートが破壊され、大勢の市民が死傷する。キエフなどウクライナの美しい街が、カブールやベイルートやアレッポみたいな廃墟になる。(田中宇氏)
田中宇の国際ニュース解説 「ウクライナがアフガン化するかも」 2022年2月27日より
廃墟にならないことを祈る。いつの世も、戦争があって酷い目に遭うのは、まだ若き軍人であり、一般市民である。亡くなったすべての軍人と一般市民のご冥福を祈りたい。
戦争反対なのは言わずもがな、である。全世界の庶民も、燃料の高騰、物価の高騰、航空路の問題などで影響を受ける。
大日本帝国もロシア帝国と戦争をした。1904年から1905年のことである。戦費は6年分の国家予算を超え、日露戦争の借金を返し終えたのは1986年のことだそうである。ジェイコブ・ヘンリー・シフ(Jacob Henry Schiff, 1847年 - 1920年)が日露戦争の際には大日本帝国の戦時国債を購入した。勲一等旭日大綬章を明治天皇より贈られている。戦争によって富を肥やしていく人々もまたいるのだ。