パリ徒然草

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「君を知り、名付けるために生まれてきた、自由を」エリュアールの詩

 もう1年以上前にも、パレ・ロワイヤル庭園のベンチに、たくさんの詩の中の言葉があることについて書いた。2016年、カナダのアーチストのMichel Bouletの作品。

 パレ・ロワイヤル庭園でなんとなく、この言葉が気になった。写真に撮った。探したわけではなく、なんとなく。

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 インターネットで調べてみると、ポール・エリュアール(Paul Éluard、1895年- 1952年)。凄い詩人だった。


 ナチス・ドイツ占領下の1942年に「わたしは生まれてきた、きみを知るために、きみの名前を呼ぶために、自由と」と歌った詩「自由」を発表。英国空軍機からフランス全土にばら撒かれ、絶望に陥っていたフランス国民の心に希望を蘇らせた。(ウィキペディアより)。

 パレ・ロワイヤルの椅子の詩がまさに、
「わたしは生まれてきた、きみを知るために、きみの名前を呼ぶために、自由と」

 これだった。
 

ポール・エリュアールウィキペディア
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB

2020年7月7日のブログ
https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/07/07/050518