パリ徒然草

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写真で見るパリところどころ④ エッフェル塔

 2015年、エッフェル塔はフランス国旗の色になった。


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 愛国心の象徴であるフランス国旗の青と白と赤の3色に、ライトアップされていた。

 エッフェル塔に現れている文字パリ市民の標語「FLUCTUAT NEC MERGITUR」 。ラテン語で「たゆたえども沈まず」(Il tangue mais ne coule pas)、という意味だそう。パリ市の紋章の中には帆船が描かれている。セーヌ川を利用した水運により発達していたパリ。貿易を担う水運業者が、政治にも影響力を持っていた。

 

どんなに悪天候で、

舵が壊れても、

帆が裂けても

船は沈まない、

沈ませない

 

 幾多の戦争や紛争にも巻き込まれ、歴史に翻弄されたパリ。船乗りだけでなく、市民、あるいはパリという街そのものの不屈の精神を表しているのだそう。

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 2018年9月、「ジャポニスム2018」を記念して、エッフェル塔は、日本を題材とする光のアートを身にまとった。照明デザイナー石井幹子氏と娘の石井リーサ明理氏が手掛けた。


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尾形光琳の燕子花図?】


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【日の丸?】


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北斎富嶽36景?】

 

 エッフェル塔は下から見ても美しい。


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 言わずと知れたパリの象徴的な名所となっている塔である。パリ7区、シャン・ド・マルス公園の北西に位置する。1889年のパリ万国博覧会に際して建設され、名称は設計および建設者であるギュスターヴ・エッフェルに由来する。

 

 2023年3月3日、エッフェル塔ギュスターヴ・エッフェルをテーマにしたラブロマンス映画「エッフェル塔 創造者の愛」が日本でも公開される。ロマン•デュリス主演。

映画の予告編

https://youtu.be/F3rcAIqY6Gs

映画の情報

https://eiffel-movie.jp/

 

 予告編のエッフェルの言葉。

ブルジョワも労働者も平等に希望を与える塔にする」

 

(写真の無断転載はご遠慮願います)