パリ徒然草

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公園が開いていない祭日 森まで郊外へ

 今日は、「キリスト昇天祭(l'ascension)」の祝日。復活祭から40日後の木曜日に、この世に復活したイエス・キリストが、昇天した日とされています。フランス各地の教会でミサがあるのが普通ですが、You Tubeを探したら、信者なしでミサを行ってYou Tubeにアップしているようです。

ノルマンディー地方アランソンでのミサ
https://youtu.be/b91eAh4ih2s

 祭日なので、パリ市内は人出が多いだろうと予測し、人の少なさそうなヴァンセンヌの森に午前中に行き早めに帰ってきました。

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 お昼頃になると、ピクニックするグループがたくさんいました。それでも、パリ郊外の広大な森なので、静かな場所も見つけられるのがいいところです。

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【上の5枚はすべてヴァンセンヌの森にて】
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ヴァンセンヌの城】
 帰ってきて、ニュースを見たら、案の定、テレビでは、アンバリッドの芝生の上にたくさんの人出があり、警察が取り締まっていました。警察に呼びかけられて、何度も場所を変える羽目になったと行楽客が話していました。

カフェも公園も閉まっている今、パリ市内でゆっくりできる場所は限られています。天気のいい週末や祭日はたくさん人が集まってしまいます。テレビでは、パリ市の議員や、公園の柵の前に佇む市民が早く公園を開けるべきだと主張しています。私も公園は早く開くといいのになあ、と思います。

 一方で、公共交通機関だけでなく、街中の通りでも、マスクの着用義務を求める市長がいて議論になっています。パリ、ニース、サンマロ、ムージャンなどです。

 ヴァンセンヌの森に行く時、乗ったバスの中にはマスクをせずに話し続けている女性2人、それとは別に男性1人がいました。たくさんの人が乗っていましたが誰も注意しませんでした。

 私は個人的には街中の通りでのマスク着用義務嬉しくないです。だんだん暑くなっていて、長時間だと苦しいからです。義務になると、着用してないと罰金を払わされることもあります。室内だけが義務、野外はマスク奨励くらいでいいのでは、と思っています。

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【森に行くまでのヴァンセンヌの通り】 

参照記事
 
https://www.lemonde.fr/societe/article/2020/05/13/imposer-le-masque-dans-la-rue-une-gageure-pour-les-maires_6039480_3224.html