パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

深夜に目が覚めて日記を書いた 酔っぱらいつつサン・ニコラを想う

 眠れるようになったと書いたものの、昨日は午前3時、今日は午前4時に起きてしまった。

 

 昨日は午前3時にうどんを作って食べた。食事を全く作らない父がしばしば、夜食を食べていて、お裾分けしてもらっていたことを思い出した。ゆで卵だとか、屋台のラーメンだとかなのだけど、深夜に食べるという、イケないことをしている感じがいいのか、やたらと美味しかったことを思い出す。残念ながら、現在は何を食べても味がない。自分でもヤバいなあ、と思う。


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 今日は午前4時過ぎ、Ballantinesというウイスキーを飲んでいる。午前4時は毎朝この時間に起きる人もいるだろうから、お酒を飲む時間じゃないはずだし、アルコールは不眠に良くないのだが、たまには許そう。

 

 フランスの国営放送フランス2のニュース番組でも、一昨日、再ロックダウン(コンフィヌモン)でメンタルに問題が出た若者が一回目より3割程度増えていると言ってたし、昨日は「不眠」を長時間取り上げて、精神科医がアドバイスしていた。


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【上の2つの写真は、クリスマスまでを指折り数えるアドベントカレンダー

 

 長期間の“管理”生活、そろそろおかしくなってもオカシクない。一回目のロックダウン中も、後半になるほど、路上で叫んでいる人など、変な人が、現れていた。

 

 入眠については、とある入眠法を真似するようになった。部屋を遮光カーテン等で暗くし、目を閉じて、漆黒の中に出てくる模様を5分経とうが見続けるという入眠法だが、私にはいいみたいだ。

 

 フランスでは、今年のクリスマス、6人まで集まるようにという政府の推奨があるのだが、規則に忠実な義母は今年は集まれない、と政府に怒っている。いやいや、そこ、怒ったり悩むとこじゃないよ、推奨なのだし、近くの家族だけ8人か9人集まればいいのに、と思うのだが、人それぞれだなあ。



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【サン・ニコラ型チョコレート】

 

 新型コロナウイルスやそれに対する政府の措置に対して人と人との意見の違いがあって、話をまとめるのに一苦労である。これも精神的疲れの一因だと思う。

 

 今年のクリスマスは例年と違うのかなあ。calendrier de l'avent(カランドリエ ドゥ ラヴァン)アドベントカレンダーとサン・ニコラ(Saint-Nicolas)型チョコレートを買ってみた。

 

 12月6日は子供の守護神でもあるサン・ニコラの日で、いい子にしている子供達にお菓子などのプレゼントを持ってくる、などの言い伝えがある。フランスの中でもアルザス、ロレーヌ地方など北部東部でサン・ニコラに関連した風習がある。

 

 サン・ニコラはサンタクロースのモデルになった人物とも言われる。だが、歴史的を振り返ると、サン・ニコラ対サンタクロースという対立もあったのかあ。いやいや、そこ、怒るとこじゃないよ、酔っぱらってるから、同じに見える。

 

サン・ニコラについて知れるサイト

https://tourismejaponais.com/2017/12/18/st_nicolas/

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Saint_Nicholas_Day