パリ徒然草

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待ちわびているウィンドーの向こうの服たち 第3弾

 5月2日。明日5月3日からは、外出証明書なしに10キロメートル以上に、外出できるようになる。午後7時以降の夜間外出制限は、明日からも残っている。


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 早速、明日から遠出しよう、と、私の周りのフランス人たちは意気込んでいる。50キロメートル離れた森に日帰りで行く人、サン・マロに4泊5日で行く人。日本のように、規制がなくなっても、コロナがなくなったわけではないから、自粛しよう、という雰囲気はまるでない。一斉に動き始める。

 

 一方、生活非必需品の販売が許可されるのは、5月19日から。お店で試着しての春物の服の購入は、もう少し待たないといけない。


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 経済の先行きが見えない中、私の周りの人の購買意欲は減退している。人に会う機会も減ったし、特に服飾品を買うのは抑えよう、と口にする人が多い。


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 春の服は、明るくて、楽しい。でも、5月19日以降に買ったとしたら、今年、着ることのできる期間は短い。


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 パリでは、約2ヶ月、生活非必需品の店は閉まってしまった。この間、私もネット販売で服や靴やバッグ(すべて生活非必需品である)を買ったりはしていないので、結果的に1点も買ってない。


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 冬のバーゲンで買った服、去年以前に買った服を着回している。パステルカラーを着たくなって、持っていないので、白のセーターの上に夏服の黄色の半袖ニットを重ね着したりした。夫が捨てようとしていたデニムのシャツをプリント柄のロングスカートに合わせたりもした。

 

 ウインドーの向こうの服たちがたくさんの着回しのヒントをくれる。

 5月19日を待ちわびながら。