昨日と今日、18日と19日は、ヨーロッパ文化遺産の日（フランス語: Journées Européennes du Patrimoine)だった。毎年９月の第3週目の週末に開催され、文化遺産が特別公開される。
今年は、コンコルド広場の象徴的なモニュメントであるオテル・ド・ラ・マリーヌ（
Hôtel de la Marine）へ行った。
18世紀にフランス国王に仕える主席建築家アンジュ＝ジャック・ガブリエルによって建てられた素晴らしい建築物。1798年に海軍省の本部となる以前は、200年以上に渡って王室調度品保管所（Garde-Meuble de la Couronne）として利用されてきた。
18世紀の装飾芸術のエッセンスが凝縮された館が4年間の修復でよみがえり、今年６月から内部を一般の人が見学できるようになった。
フランス文化財センターによって全体的に修復工事が行われた。調度品を再現した18世紀のアパルトマン、小サロン、食堂などを見学できた。
オテル・ド・ラ・マリーヌの大バルコニーからはコンコルド広場を見下ろす。チュイルリー公園、エッフェル塔なども一望できる。
ちなみにこの日はノーカーデイ（Journée sans voiture）でもあったので、コンコルド広場に車がいません。自転車がいっぱい。
Hôtel de la Marine
2 Place de la Concorde
75001 Paris
料金
« Salons et loggia » : 13€
« Grand tour » : 17€
サイト
www.hotel-de-la-marine.paris
毎日開館10時30分ー19時
