「シェーブル•フレ」というチーズが好きだ。シェーブルは牝の山羊。フレは「新鮮な」の意味で、ちなわち、フレッシュチーズということ。山羊乳から作られるフレッシュチーズが「シェーブル・フレ」だ。
熟成させていないため、穏やかな臭い。さっぱりとしたヨーグルトのような酸味となめらかさが特徴。チーズ初心者にも、食べやすいと思う。
こちらはシェーブル•フレ•オ•ユズ•コンフィ。柚子のコンフィ(砂糖漬け)がかかったシェーブルチーズ。爽やかで美味しい。日本の柚子はこんな風にすっかりフランスのグルメに受け入れられている。1個4.9ユーロ。
シェーブルチーズにカシューナッツとイチジクが入った物も売っている。
シェーブル•フレの上に散りばめられたオレンジ色の粉がピマン・デスペレット Le Piment d’Espelette。ピマン・デスペレットは、フランス、バスク地方のとうがらしである。
こちらのシェーブル•フレも美味しかった。もちろん、ワインとともに。パンと食べても美味しい。
柚子のシェーブル• フレが柚子が上に、載っているだけだったのに比べて、こちらは中までたっぷりナッツとイチジクが入っていた。お値段は5.3ユーロ。
シェーブル• フレは私は大好きだが、味がないと思う人もいるのかも。何も入っていないシェーブル• フレを買って、はちみつやイチジクジャムを加えて食べたりもする。
お店にはイチジクのたくさん載ったチーズもあった。あ、でも、これは、シェーブル•フレじゃなくて、サン•マルセランというチーズだ。また、次回試そう。