フランスのカトリック教会の聖職者が、推定21万6000人の子どもたちに性的虐待などの性被害を加えたとする報告書が5日、公表された。1950年から2020年までの70年間にわたり、2900~3200人の聖職者が関与したという。
同日、フランスのカトリック教会から依頼を受けた独立調査委員会(Ciase)が記者会見して明らかにした。
カトリック系学校やボーイスカウト活動など教会以外での報告を含めると被害者は33万人に上る。
教会内での被害者の80%は男子で、 20%が少女だという。 報告書は2000ページに及んでいる
この独立調査は、複数の国で教会関係者による虐待スキャンダルが相次ぎ発覚したことを受け、2018年にフランス・カトリック教会の委託で始まった。委員会は医師や歴史学者、社会学者、神学者ら約20人で構成されている。委員長はフランスの国務院(行政裁判の最高裁に相当)元副院長のジャンマルク・ソヴェ氏。
参照記事
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57629?page=4
この問題に関する2018年のフランス映画
「グレース•オブ•ゴット 告発の時」フランソワ•オゾン監督 予告編
2020年8月に私が書いたブログ
「世界の人権問題が明るみに、そこに希望を見ている」
https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/08/31/025423
参考にした週間現代の記事
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57629?page=1&imp=0