パリ徒然草

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ドゥルダンDourdanの森でピクニック 

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【ドゥルダンDourdanの城】

 先日、パリから近郊列車で約1時間のドゥルダンDourdanに行って、ノートルダム ドゥ ルイユ(Notre-Dame de l'Ouÿe)修道院近くで夫とピクニックしようとしたら、2回も犬が寄ってきた。

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 飼い主は馬とロバと一緒で忙しそう。一回目、ちょうど、食事を食べ始めるときだったが、犬に食べ物を狙われているのが分かるので、広げたビニールシートを畳んで食べ物をリュックに入れて、逃げた。

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ノートルダム ドゥ ルイユ(Notre-Dame de l'Ouÿe)修道院

 2回目、約200メートル離れた場所にベンチを見つけて、また、サンドイッチとおにぎりを食べようとしたら、また、同じ犬が寄ってきた。私たちに飛びかかってくる勢いである。

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 そして、夫が威嚇し始め、犬も唸って牙を見せ始めた。こ、怖い。何度も、威嚇する夫。吠え始める犬。両者がいがみ合って、一瞬、緊張する空気が流れた。「噛まれたらどうするの?逃げるが勝ちよ」と私は言って、リュックに食べ物を詰めて逃げ出した。

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 良かった。今度こそ犬は追ってこなかった。ホッとした。食べ物を失って、すぐ買える場所ではないから、こっちも必死だ。

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 実はピクニックしていて、動物が寄ってくることはしばしばある。夫は、一度、森の中で、犬にウインナーの挟まったサンドイッチを取られたし、バガテル公園で孔雀と生ハムの挟まったサンドイッチの取り合いになったこともあったし、ブローニュの森近くの島で猫に鶏肉のサンドイッチに狙われて、ついついあげちゃったことも、あったなあ。結局は、どれも楽しい思い出だ。

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【ドゥルダンの教会】

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【教会の前にある公共トイレ】

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【城や教会のある中心部からルイユ( l'Ouÿe)修道院に向けて歩くコース。9キロ、2時間30分】