パリ徒然草

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衛生パス反対デモ 

 12月4日土曜日。パリの旧証券取引所を出発する黄色いベスト運動の衛生パス反対デモに参加した。モンマルトルまで歩いた。衛生パス反対デモが始まって21回目の週末。

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ビデオだとこんな感じ。
https://youtu.be/IfKgKcc7VQQ

 デモの途中、演説した人の中にはワクチン接種後3日後に家族が亡くなった人がいたし、ワクチン接種後に亡くなった人々の顔写真を掲げながら歩く人もいた。

 この日、私は招待券をいただいたので、ある展覧会に行きたかったのだが、入場するためには衛生パスが必要である。衛生パスを手に入れるために一番安くできる検査(Autotests supervisés,12.9ユーロ)をしようとすると、雨が降る中、薬局の前に10人以上が並んでいた。この検査ができるか7軒の薬局に尋ねたが、その一軒しかできる薬局がなくて、この検査をできる薬局に人が集中している。店舗内も人で溢れていた。

 ちなみに抗原検査だと25ユーロで約2倍のお値段である。有効時間は24時間。

 雨の中、寒い中、長時間並んで風邪をひくのが嫌だったので、結局、検査しなかった。展覧会にも行かなかった。

 さらに、とても小さなクリスマスマーケットも衛生パスが必要になっていた。毎年、そのマーケットでワイン、お菓子などを買っていたのに、ワクチン非接種者は買うことができません。

 ちなみに、パリのデパートは一時衛生パスが必要だったが、9月8日から必要なくなっている。屋内の市場も衛生パスが必要ではないので、ホッとした。
 


"衛生パス反対デモ 黄色いベスト運動3周年 - パリ、新型コロナが世界を変えた" https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2021/11/22/102421