パリ徒然草

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太陽が湖に落っこちていた ヴァンセンヌの森

 太陽が湖に落っこちていた。

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 水面に太陽が反射している、とも、言う。

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 ウィキペディアによると、太陽の半径は約70万 kmで直径約140万 kmで地球の直径の約109倍の大きさである。質量(太陽質量)は地球の約33.3万倍にほぼ等しい約1.989×1030 kg。地球から太陽までの平均距離は約1億4960万 km(約8光分19光秒)である。

 それがどうした、と言われそうだけど、こんな数字を良く計算できたな、と思う。私にはさっぱり検討もつかない。そして、微妙なバランスの上に私は自然の恵みを享受できているのかもしれない、とも思う。約1億4960万 kmの距離だから、ちょうど良く今日は、温かいのだ。

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 ここはヴァンセンヌの森。
 ヴァンセンヌの森には、4つの湖があり、これらはマルヌ川とつながっている。そのうちの一つのミニム湖(Lac des Minimes)の周りを歩いた。

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 ミニム島の中にはポルト・ジョーヌ島(Île de la Porte Jaune)など3島がある。野鳥も多く、バードウオッチングにも楽しい場所。

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 湖の周りに花も咲いていた。

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 何度も、このブログに登場しているパリ12区のヴァンセンヌの森。12日前にも、ヴァンセンヌの森の一角にあるパリ花公園のたくさんの椿の写真を載せた。

 森の広さは995ヘクタールあり、毎回違う場所を訪れ、季節も違って、花も違って、発見がある。

 この森はもともとブルボン王家の狩猟場だったが、フランス革命の後は軍の演習場になっていた。その後1860年ナポレオン3世によって市民のための公園になった。そして1929年にパリ市の12区に編入された。

 パリ花公園を横切るとき、今度は白い水仙が咲いていた。いちめんの水仙。私の故郷にも水仙が咲く場所はあったけれど、これだけたくさん咲いているのを見る機会はあまりなかった気がする。パリの方が、公園も多く、さまざまな違った花を見る機会も多い。ありがたいことだ。

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 森の北方にはヴァンセンヌ城がある。14世紀の王は好んでこの城に訪れた。

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