【En Vauのカランク】
港町ラ シオタ(La ciotat)からカシ(Cassis)という港町に移動し、カシに宿泊して、断崖絶壁の岩に囲まれた入り江、カランクに行った。一般的カシの行き方はフランス第二の都市マルセイユから列車かバスか車で移動する方法かもしれない。
【手前はPort Pinのカランク】
カシの町からカランクへ行く道は、グーグルマップでも見れるし、歩くと時々、表示もあって、難しくなかった。カシの町の観光案内所で地図ももらえる。途中にはビーチも一つある。
【行く途中で見たビーチ】
【行く途中の道で見た景色】
一方で、カランク周辺にはレストランも店もないので水やサンドイッチ、おやつなどは自分で持っていくしかない。そして、最も大事なことは靴である。滑らないハイキングシューズ、トレッキングシューズで行くべきだ。半数の人が登山の出で立ち。左右の手にトレッキングポールすら持っていた。私はアディダスのスニーカーだった。白い大きな石を歩くことがあり滑ることがあった。また、ここにはトイレもない。観光地ではなく、自然保護区の国立公園なのだ。
【En Vauのカランク】
カシを午前9時に出発。カシに帰って来たのは午後4時半頃。Port Miou(ポーミウ)、Port Pin(ポーパン)En Vau(アンヴォー)の3つのカランクに行った。カランクのビーチでゆっくり座っていたり、絶景スポットを見つけて写真を撮ったり、滑らないようゆっくり歩いたりで、グーグルマップの表示する時間の3倍くらいかかった印象。翌日、翌々日、足が筋肉痛になった。
なお、Port PinからEn Vauまでの途中から下りになる道がかなり厳しい。滑りやすい。En Vauのビーチまで無理して降りて行かなくてもいいかもしれない。Port Miou、Port Pinだけで難しくない方の道を歩けば3時間以内の往復も可能だと思う。
【上の2枚はPort Miouにて】
【Port Pinのカランク。午前中は写真のように静かだったが、午後にはたくさんの人が寛いでいた】
【En Vauのカランク】
独特の岩の見事な景観。白い岩肌とエメラルドグリーンの海のコントラスト。ここはフランスの宝石だ。
特に、素晴らしかったのは、Port Pinと En Vauに向かう途中の海沿いの険しい方の道だ。そこから見る景観は素晴らしかった。
ここにカランクの気に行った写真を載せた。良い写真が撮れる絶景スポット。でも、その場に身を置くこと、自分の目で見ること、自然の中に身をゆだねることはもっと素晴らしい。
トレッキングが好きな方、フランス在住で体力がある方には是非一生に一度はおすすめしたい。
ちなみに歩きたくない方には、船でのカランク巡りもある。この3つのカランクを巡って17ユーロから。