パリ徒然草

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タルトフランベ 家事から開放され新しい料理を発見

今週のお題「何して遊んだ?」

 アルザス地方に3泊4日で行ってきた。3泊ともキッチン付きだったため、毎日簡単なものを私が作らないといけない雰囲気だったが、夫を口説き落とし、レストランに行くことに成功。人生初でタルトフランベなるものをいただいた。

 タルトフランベはアルザス地方の郷土料理。薄く伸ばした小麦粉の生地に、フロマージュブランを薄く塗って焼いたもの。トマトソースの入らない薄焼きピザとも言える。


 コルマールのプチット•フランスと呼ばれている運河沿いのレストランに行った。全く期待していなかった。値段もそんなに高くない。陶器の皿にすら入れず、紙の皿で出され、高級感はゼロ。

 でも、これが焼き立てだからパリパリして美味しい。このお店のNatureというタルトフランベには、生地の上にフロマージュブラン、クレームフレッシュ、ベーコン、玉ねぎが載っている。

 NatureとGratineeのニ種類(違いはチーズが入っているかどうか)を頼んだが、8.5ユーロのチーズの入らないNatureが美味しかった。

 運河沿いのこのお店の雰囲気素敵でしょ。ただ、このレストラン、ネットでの評価は5が満点の3とあまり高くなかった。私はとっても満足したけどなあ。タルトフランベ初心者だからかもしれない。

 席に座って見える景色にも癒やされた。


 写真の運河沿いのテラスにお客さんのいるお店。パリではなかなか見つけられない雰囲気だけどなあ。


お店の住所とアドレス

La Krutenau
1 Rue de la Poissonnerie, 68000 Colmar

 その後、ストラスブールでも、夕方8時のTGVに乗る前にタルトフランベを食べた。午後6時くらいに食事を取るお店は限られているが、軽食のタルトフランベであれば、見つかった。アルザス地方では気軽に食べられる軽食のようだ。

 お店によってタルトフランベの上に載せるものは少しずつ違う。


 こちらのお店には、リンゴやシナモンが載ったデザートみたいなタルトフランベがあった。


 私が食べたタルトフランベは8.2ユーロで夫が注文したアペロールスプリッツというイタリア発祥のカクテル(写真のオレンジ色の飲み物)のお値段とあまり変わらないくらいだった。


 日本語でタルトフランベを検索すると、日本にも専門店があるくらい日本にも浸透していた。今度私も作ってみようかな。やっぱりたまには“遊び”がないと、料理に対するやる気が出ない。。。


アルザス風ピザ、タルトフランベの作り方
https://www.cotta.jp/special/article/?p=7966