パリ徒然草

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静岡市の断水に手に汗握る

 ツイッターで、静岡市民のSOSを目にしたのは2日前だった。台風15号の影響で発生した静岡市清水区で3日前から大規模な断水が発生。給水車も十分でなく、トイレにすら行けないというのである。当初は報道も少なかった。6万世帯が影響を受けているという。

 

 ツイッターというのは素晴らしい面もあり、中には、近くに住む人が段ボール数十箱のペットボトルを自分の車に詰め込み、配って歩く人まで現れた。

 

 そんな中、静岡市長の、県知事の、岸田首相の対応の鈍さが批判されている。

 

静岡は台風15号で甚大な被害、岸田首相は「弔問外交」…県民からは怒りや悲痛な声が

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/311939

 

 静岡県は26日午前、陸上自衛隊災害派遣を要請した。孤立状態の解消や断水復旧などで支援を求める。

 

 断水は困る。学生時代の断水体験を思い出す。遠くから祈ることしかできないが、水が配られ、何とか元気に生活して、一刻も早い復旧を祈る。

 

 フランスでも最近、地中海に浮かぶコルシカ島で暴風、雷雨被害があった。

 

 コルシカ島は8月18日朝、予報を上回る激しい暴風、雷雨に見舞われた。一部で風速約62メートルの暴風を記録。島西部のキャンプ場で木がバンガローに倒れ、家族と滞在していた13歳の少女が亡くなるなど島内で少なくとも計5人が死亡、約20人が負傷した。

 

 そして、この暴風、雷雨で数日断水した地域があった、

 

 義弟がコルシカ島に別荘を持っていて、ちょうど訪れていた。義弟の別荘も断水したので、水を近くの食料品に買いに行った。

 

 「6本セットのパック1つください」

 「はーい、17ユーロ(約2400円)になります」

 

 通常パリでその6本入りは3.5ユーロ程度である。

 

 日本ではこんなアコギなことが起きていませんようにー。

 

静岡市の大規模断水、再開は29日にも 飲料水は「透明か確認を」

https://mainichi.jp/articles/20220926/k00/00m/040/200000c