パリ徒然草

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新型コロナの薬 ㊤

 フランスで新型コロナに感染した。日本と違って、保健所は何もしてくれない。大丈夫か、の一言もない。ただ、隔離しろ、濃厚接触者を報告しろ、とSMSで送られてくるだけ。

 

 そもそも、私はワクチン未接種者なので、薬局で抗原検査が有料。接種者は無料である。この時点で抗原検査を受けるかどうか悩んだ。たった20ユーロだったが、美味しいもの買うか好きなCD一枚買う方いいという人は、いるのではないか。当たり前だが、受けなかったからと言って罰則があるわけでもない。

 

 結局、自費で抗原検査を受けて、結果は陽性。だが、日本で陽性だった友人たちが日本の薬局が薬を家まで届けてくれた、県が食料品を届けてくれたというブログまで読んだ、それは、無料だったーそんなことは全くないのである。薬はフランスでは陽性でも一切くれない。自分で薬局で買うか、医者に行って、処方箋を書いてもらってもらうか、だ。

 

 ちなみに私は毎月70ユーロ独自の医療保険ミチュエルに払っている。眼鏡とコンタクトレンズについてはミチュエルはカバーは優れているが、新型コロナの自宅療養についてはカバーされている感じがなかった。ちなみに、日本の友人でコロナで自宅療養したことで個人的に入っている保険三社から合計20万円くらいの保険金を手にした人もいた。

 

 それに比べて、私の場合、これだけの薬を使いました。トホホ。これら10種類の薬、ほぼ自腹です。医者にも行ったので診察代、薬代、抗原検査代合計すると、80ユーロはかかっています。殆どが喉用だけれども、処方箋を出してもらっていただいた抗生物質もあります。

 新型コロナ(おそらくオミクロン)は私の場合、とにかく喉が痛かった。水を飲めと言われても、水を飲むのが痛かった。どうしても喉の薬を中心に買いました。明日は一つひとつの薬をもう少し解説しますね、