パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

世界一周した私 RERによる洗礼、ようこそパリへ

 今、パリの自宅で書いている。日本の実家からパリの自宅まで私はドア・ツー・ドアでなんと、34時間以上かけて帰った。23キログラムの重さの2つのスーツケースとともに。地方空港から夜に移動、羽田空港に一泊して、午前9時10分発のANAパリ行に乗った。

 

 私が乗ったANAの飛行機は驚くべきことに太平洋の向かって飛び始めた。日本発便の飛行ルートは、アラスカなどを飛びロシア領空を迂回(うかい)する「北回り」になっていた。


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 行きは、中央アジアを飛ぶ「南回り」だった。私は往路が南回り、復路が北回りで「世界一周」したことになる。


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機内食。ハンバーグ定食が美味しかった】

 

 ずっと追い風に乗って、15時間の飛行時間を予定より早くパリの空港に着いた。


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 しかし、羽田空港一泊、午前9時発は、飛行機に遅れない時間に朝早く起きないといけない、という難点がある。前夜からあまり眠れなくて、パリの空港に着いたとき既に疲れていた。

 

 一足先にパリに戻っていた夫が空港に迎えに来た。ありがたい。RERのチケットを既に買っていた。えー、タクシーじゃないの???

 

 そして、このRER(近郊列車)、パリ市内まで、なんと2時間半かかった。問題があったと常にアナウンスし、ノロノロ運転。普段のRERなら35分、タクシーなら約1時間の距離である。泣く。辛い。眠い。。。。

 

 いきなりの洗礼。さすが、フランス。ようこそ、パリへ!