今から書くことは、一部の人から見たら、遅れてるなー、何やってんだ???バカか?イケてない、という話かもしれない。
というのも、この問題の根幹は、私のスマホがアイフォンではない、機種が新しくないーなどと無縁ではないかもしれないのだ。
私がフランスのスマホを日本で使っていて、身に覚えがないのに、既に60ユーロ請求が来たという話をこのブログに書いたところ、「空港か電気店でプリペイドSIMを買えば良い」というアドバイスをいただいた。
今回のフライトは実家に午後11時ごろ到着するものだった。実家近くをスーツケースを抱えて最後、歩かないといけない。イノシシ出没の危険があるので、懐中電灯を片手にスーツケースを引いて歩いた。
乗り継ぎの羽田空港で一便前のフライトに変更することができた。だが、その分、羽田空港での時間はなくなった。SIMカードを買う人たちの列が出来ているのを見かけたが、そこに並んでいて次のフライトに間に合ったか分からない。とにかく早く着きたかった。
過去数回のフライトでも、空港でプリペイドSIMを買おうと試みたのだが、見つからなかったり、時間がなかったりで買えないことがあった。そして、結局、一度もプリペイドSIMを空港で買ったことはない。
そして、その後電気店にプリペイドSIMを買いに行くのだが、うちの電気店ではあなたの機種対応のプリペイドSIM扱っていない、と言われたことが過去2回。どこの電気店にでも、私の携帯電話に対応できるプリペイドSIMを売っているわけではない。昨日も電気店で質問したが、プリペイドSIMはなく新しいスマホの契約を勧められた。
過去の一時帰国でも、電気店を何店舗か探すうち、フランス帰国の日が近づき、数日の携帯電話使用のために貴重な滞在時間を費やすのがバカバカしくなって、諦めた。結局、一度もSIMカードの入れ替えにチャレンジしたことがなかった。
毎回、一時帰国中のスマホ問題で悩んできた。一時帰国中スマホを使えないのは、痛い。公衆電話がますます消えているからなおさらだ。
そこで、今回は過去数回の一時帰国中のスマホなしの不便さを感じなくなくてすむよう、母のスマホをお願いして借りたりしなくてすむよう、実家に２つのSIMカードをネット決済で送っておいた。
1つは、夫の滞在期間に合わせたジャパン スマート SIM。もう一つは知人から勧められた楽天モバイルのSIMカードだった。
結論から書くと、楽天モバイルのSIMカードは、私のスマホでは全く使えなかった。最初に届いた説明書に海外で製造されたスマホは使えない、と買いてあった。
先日、楽天モバイルの店舗に行き、状況を説明すると、新しいスマホの購入を勧められた。「今お使いメーカーの対応機種だと４２０００円ですね～」と、とっても、明るく勧められた。
よ、よんまん、に、にせんえん....。
というわけで、４２０００円の対応機種は購入せず、私は今のところ、いつでもどこでもつながるスマホは、なしで日本滞在を満喫している。
夫のスマホには、８日間使える2,000円のジャパン スマート SIMを入れた。操作が分からず開通できるまで３日間かかった。結果的に使える状態まで持っていくことができ、Facebookのメッセンジャーを使って、メッセージのやり取りや通話ができた。過去にはSIMカードを買ったものの使えないこともあった。試行錯誤し苦労したものの、時間は凄くかかったものの、最終的には使えて、何度か連絡に役立ったので良かった。
私のスマホは、実家ではWiFiにつなぐことができるが、限定された部屋にしかWiFiが届かないので、連絡があっても返事は遅くなりがちだ。さらに家を出ると、全然つながっていない。
電話できるスマホがないので、公衆電話を探して走り回ることが数回あった。これこそが最近の日本に一時帰国する度の心に残る強烈な思い出のひとつかもしれない。探しても探しても公衆電話がないよ~。わ～。どうしよう。連絡つかないよー。焦る....。
だんだんと日本滞在日数が残り少なくなり、プリペイドSIMを探して電気店を回ったり、関連情報を探す方がバカバカしくなってきた。
時は金なり。
1分１秒が貴重だと思うこの頃。
これも人生さ。スマホなしで、デジタルデトックスの暮らしもたまにはいいのかもしれない。
教訓
次の一時帰国では契約しているフランスの契約会社での料金を払うか(安くはなさそう)、ソフトバンクが１日500円程度で、携帯電話のレンタルサービスをしているので、SIMカードを入れ替えず、数日、レンタルしたい。
