パリ徒然草

パリでの暮らし、日本のニュース、時々旅行、アート好き

焼肉ランチ 美味しいという感動が普通になる悲しさ

 そして、ついに、私は極上の焼肉を焼肉専門店で食べたのだった。私が選んだのは特上カルビと特上ロース。霜降り肉で見た目も美しい。同級生の女友達が車で、その店まで連れて行ってくれて、一緒に食べた。ありがたい。

 

前回までのお話はこちら↓ 

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2022/11/11/115637

 

 そして、私が思ったこと。ウ~ン、最初の感動がだんだんと薄れていく。それが悲しい。

 

 有名人のひろゆき氏が美味しいものばかり食べてはいけない、結局、美味しいものは普通になってしまう、という趣旨のことを言っていたけれど、なんとなく分かる気がする

 

 厚釜の炊飯器で炊いた実家の白ごはんも、初めて食べたときは感動したが、数日経つと、それが普通になった。

 

 日本到着後に羽田空港で買って飛行機の中で食べた助六寿司を上回る美味しさ、その感動に上回る感動には、その後の日本滞在で出会えていないのかもしれない。

 

 要するに美味しいと感じるのは、タイミングかもしれない。禁欲すれば、するほど、禁欲を解いたとき、美味しいを強く感じることができるのだ。

 

 それとも、脂身の乗った霜降り肉よりも赤身の多い牛肉が年齢のせいで良くなって来たのかもしれない。特上ではなく安い方を選ぶべきだったのかもしれない。それとも実家でエバラの焼肉のタレで食べる焼肉の方が焼肉らしく感じるのかもしれない。

 

 せっかく連れて行ってくれたのに、こんなこと書いてごめんねー。二人で焼肉した時間楽しかったよ。