パリ徒然草

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モレ・シュル・ロワンのクリスマス

 

 モレ・シュル・ロワンは、セーヌ川の支流、ロワン川のほとりに佇む小さな町。パリ郊外に広がるフォンテーヌブローの森のはずれにある。パリから列車と徒歩で約1時間。

  中世の要塞と建造物を残す旧市街や、シスレーをはじめとした印象派の画家によって描かれたロワン川沿いの風景が残り、このブログでも紹介したことがあるが、今回初めてクリスマスの時期に行った。

 町の中央の広場に小さなクリスマスマーケットがあって、そこかしこにクリスマスの飾り。歩いている人は少なく、ちょっと寂しい感じ。

 シスレーが描いた教会の中には、クリスマスの馬小屋があった。

 

 

 シスレーが描いた教会↑

 教会の横にある木組みの家のお土産屋さんLa maison du Sucre d’Orge。 Sucre d’Orge (大麦糖キャンディー)という伝統あるお菓子で知られている。

 

 こちらのお店もクリスマス仕様。飴やチョコレートを購入した。

 

 町中にクリスマスソングが流れていた。

 この日は気温3度で曇天。街並み散策が楽しいモレ・シュル・ロワンだが、今回は寒すぎて、橋を渡ったり、ロワン川のほとりを歩く気になれず、暖を求めてウロウロ。クレープ屋さんに入ろうとしたら、1時間待ちと言われ、諦め、結局、タルトフランベが食べられる、サモア門近くのレストランLe P'tit Moretへ。

 

5 Rue des Granges, 77250 Moret-Loing-et-Orvanne。

 シェーブルチーズとはちみつのタルトフランベ↑

 

 タルトフランベというと、アルザスのイメージだが、アルザスで食べたタルトフランベよりも、美味しかった。歩いている人は少ないのに、こちらのレストランも室内の席は満席だった。

 

【モレ・シュル・ロワンへのアクセス】
モレ・シュル・ロワンへは、パリGare de Lyon(リヨン駅)から列車でMoret Veneux-les Sablons(モレ・ヴヌー・レ・サブロン駅)で下車。所要時間50分。モレ・ヴヌー・レ・サブロン駅から見所のある市内中心部までは徒歩20分ほど。旧市街の入り口にあたるサモア門が見えてくる。

サモア門↑

サモア門の左手に観光局もある↑。

 

2022年夏のモレ・シュル・ロワン

https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2022/08/30/051040

モレ・シュル・ロワンでチョコを買う

https://clairefr.hatenablog.jp/entry/2022/09/01/183621