パリ徒然草

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北ホテルでランチ

 「北ホテル」で食事した。

 ホテルと言っても、ここは、ホテルではない。

 

 「北ホテル」とは、1938年のマルセル・カルネ監督のフランス映画でも、ある。映画史に残る傑作と言われる。その映画は、この場所で撮影された。

映画Hôtel du Nord 

https://youtu.be/UdF8v1PDZxI?si=Q_G6oE0SiqEibYOO 

 

 今ではホテルとしての営業はしておらず、当時のロビーがカフェ・レストランになっている。場所は、カナルサンマルタン沿い。

 

 ランチセットが23ユーロだった。

 前菜は、PANAISという野菜のとろみのついたポタージュスープ。PANAISはパースニップといい、日本では白人参と呼ばれたりもする。

 メインディッシュはタラ科の魚lieu jauneに、紫色のカリフラワーを焼いたもの、じゃがいものピューレなどが添えられていて、美しいお皿。

 私はlieu noir は、魚屋でしばしば買って調理するが、lieu jaune は、それより少し、値段が上がるので、買って食べたことがなかった。上品なお味。

 

 デザートがパンナコッタ赤いフルーツソースかけ。

 どれも、美味しかった。満足した。

 ちなみに、一緒に食べた人は、カフェ・グルモンを頼んでいた↓

hotel du nord のサイト

https://www.hoteldunord.org/fr/